「孤独のグルメ」の松重豊、面白いって言われるのは心外とボロクソ!

アサジョ

「孤独のグルメ」の松重豊、面白いって言われるのは心外とボロクソ!

 俳優の松重豊が10月4日放送の「7.2 新しい別の窓」(ABEMA)にゲスト出演。テレビ東京で放送される人気ドラマ「孤独のグルメ」について「どこが面白いの?」と語っている。

 同作は、松重演じる輸入雑貨商経営の井之頭五郎が仕事の合間を縫って“ひとり飯”を楽しむ姿が描かれた毎話完結型のグルメドラマ。2012年よりドラマがスタートし、すでにシーズン8に突入。動画ストリーミングサービス「Netflix」でも配信されている超人気シリーズとなっているが、主演の松重にはその理由がピンと来ていないようで、「ただ、俺が1人で食っているだけで、誰が観るの? どこが面白いの? お客さんが楽しめるはずないって思って。何年か経って、お前こんな番組やってたねって笑い話になると思っていた」と告白。さらに「(同作に出演している事を)あんまり人に言いたくない作品ではあったんです」とも語った。

 松重から見た「孤独のグルメ」は「ただ飯食ってるだけ」だという。一方で、あれよあれよとドラマの人気が急上昇していったわけだが、松重本人は「別に蜷川幸雄に“お前食べ方がなぁ”って演技指導された訳ではないじゃないですか。ただ、食べているだけで面白いって言われるのは未だに心外です。どこを面白いって言っていただけているのか、自分では分かってないんです」と複雑な心境を漏らしている。

「松重は、元SMAPの草なぎ剛からの『でもめちゃくちゃ美味そうに見えますよ』との指摘に対し、『腹空かせているからね。食べないで行った方がいいと思って、前の日の夜から食べていない』と説明。単純に空腹から滲み出るものであり、演技をしているという自覚はないようです。しかし、ネットでは『孤独のグルメ』を愛する視聴者から、独自の様々な“楽しみ方”が寄せられ、松重の疑問に応えています。具体的には『淡々としていること自体が魅力。焚き火とか車窓の映像がウケるのに通じる部分がある』『食べてる姿が面白いというよりは、食べる時の心の声に惹かれてしまうんですよ』『地元の知ってる店が登場する楽しみもある』『1人での外食ができないタイプなので、こんな真似が自分にもできたら良いなぁと思いながら見てます』との感想が出ており、口数も少なく、飾りっ気のない自然な松重の雰囲気が好評のようです。もちろん本人からすればただ台本に従い、“腹が減ってる”だけなのかもしれませんが…笑」(テレビ誌ライター)

「Netflix」では頻繁に人気作品ランキングに登場し、放送から8年が経過した今もなお、熱狂的な支持を集めている。

「孤独のグルメ」のプロデューサーからすれば、この松重の本音には複雑な想いかもしれないが、根強い人気がある以上は今後も長く続けてほしいところ。あとは、主人公の堪忍袋がどこまで耐えれらるかにかかっていると言えそうだ。

(木村慎吾)

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