10月30日の『金曜ロードSHOW！』（日本テレビ系）では、作家のJ.K.ローリングが生み出した大人気長編作品『ハリー・ポッター』映画シリーズの第2弾『ハリー・ポッターと秘密の部屋』が放送された。しかし、同シリーズ史上〝最も尊い〟として名高いシーンがカットされており、視聴者から悲しみの声が上がっている。

同番組は10月23日から「4週連続 ハリポタ＆ファンタビ祭り」と題し、『ハリー・ポッター』シリーズ3作品とスピンオフ作品『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を連続で放送。2週目に登場した『秘密の部屋』は、ハリーや仲間たちがホグワーツ魔法魔術学校に隠された〝秘密の部屋〟を探るべく奮闘する姿を描いた作品だ。

そんな人気作品だが、今回も同番組のお家芸・本編カットの餌食に。しかもカットされていたのはエンディング間際、秘密の部屋を攻略したハリーが、石にされていたハーマイオニーと再会するシーン。ハリーとハーマイオニーは再会のハグを交わすも、ロンとはお互いに意識してしまい〝握手〟だけという、同作でも最高峰に尊いとされるシーンだった。

今回のカットには視聴者も呆れ果てているようで、ネット上には、

《ロンと握手するあの名シーンをカットだと!?　金ローめ、やりやがったな！》
《そのあとエンドロール見ながら『甘酸っぺえなオイ』ってなるまでが秘密の部屋だと思ってる。やっぱり『U-NEXT』でみてよかった》
《また金ロー、お前は…。シリーズ史上いちばん尊いロンとハー子の握手シーンをカット!?絶許》
《ハリポタ、金ローにひでぇカットのされ方してて悲しみでした》
《ロンには抱きつかなかったハーマイオニー、全人類に見て欲しいくらいかわいいのに》
《なぜ金ローはハーマイオニーとの再会シーンをカットしてしまうのか…》

などの反響が続出している。

「『金曜ロードSHOW！』を放送している日本テレビは、動画配信サービス『Hulu』を運営しています。ちなみに現在、『Hulu』では『ハリー・ポッター』シリーズ全8作品を配信中。カットされていない部分を観たければ、『Hulu』に加入しろというメッセージなのかもしれませんね」（映画誌ライター）

もはや日本テレビは、カットすることで話題を作っているのかもしれない。

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