“ポスト鬼滅”は『呪術廻戦』!? 高品質アニメが人気ブーストのカギに (2/2ページ)
アニメ版がバズって原作人気が加速する現象は、今後のヒット作にも見られるのではないでしょうか」(カルチャー誌ライター)
ポスト『鬼滅の刃』候補は『呪術廻戦』だけではない?実際にSNSなどでは、
《話題になってる『呪術廻戦』のアニメを見たけど、これかなりハマりそう》
《『呪術廻戦』がじわじわ面白くなってきた》
《これ絶対『鬼滅の刃』の次にくる作品でしょ》
《アニメですっかり沼に浸かって原作全部買っちゃった》
といった声が。アニメの視聴をきっかけに、原作に手を出す新規ファンも多いようだ。
また、同じく『週刊少年ジャンプ』で連載中の作品『チェンソーマン』も、〝ポスト『鬼滅の刃』〟の一つとして挙げられている。藤本タツキによるサスペンス色の強いダークファンタジーで、少年誌の作品とは思えない過激な表現やストーリーが好評。まだアニメ化はされていないが、既に〝ヒット作〟と言っても過言ではない勢いをみせている。
いわゆる〝アニメブースト〟で人気を博す作品は、『鬼滅の刃』以前にもいくつか散見された。しかし、高品質アニメの訴求力がアニメファンだけでなく、動画配信サービスなどによって一般層にも届くようになった昨今、アニメ化による〝テコ入れ〟はさらに重要な戦略となっていくことだろう。
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