ドイツ、ベルリンに置かれた慰安婦像 一時は撤去命令が出されるも保存案が決議される (1/2ページ)

ゴゴ通信

ドイツ、ベルリンに置かれた慰安婦像 一時は撤去命令が出されるも保存案が決議される

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ドイツのベルリン市ミッテ区に設置された慰安婦像(平和の少女像)、一時期は撤去命令が下されたが、現地の反発により撤去は保留、更にはミッテ区議会決議案にて保存案が決議された。

2020年12月1日、ミッテ区議会は全体会議を開き「平和の少女像永久設置」決議案を議決した。この決議案では平和の少女像がミッテ区に引き続き設置可能な案の内容を盛り込んでいる。
区議員29人が参加した採決には賛成票24票、反対票5票が出た。決議案には、平和の少女像に対する撤去命令を撤回し、当初来年8月14日だった設置期限を来年9月末まで6週間延長する内容と、永久設置も可能にするための策を講じることを盛りこんでいる。

フランク・ウェルテルマン議長は評決後、「性暴力の犠牲者を追悼する平和の少女像保存のための決議案が多数決で議決された」と述べた。ティルヒス左派党区議員は議案説明で「平和の少女像は第二次世界大戦中の韓国女性に対する日本軍の性的暴力という具体的な歴史的事実に基づいている」と述べた。
また「戦争や軍事紛争における性暴力は、一過性の問題ではなく、構造的な問題であり、根本的に阻止しなければならない。平和の少女像は、まさにその象徴だ」と述べた。

同日、ミッテ区議会の前では韓国人やドイツ人30人あまりが少女像の永久設置のためのろうそく集会を開いた。参加者たちはアリランを歌いながら、少女像が永遠にミッテ区に存置されなければならないと促した。

この少女像が設置された経緯を簡単に説明すると、ドイツ市民団体コリア協議会はミッテ区役所の許可を得て9月28日に人通りの多い場所に少女像を設置した。昨年7月、ミッテ区役所は少女像が国際的な戦争で被害女性の人権を扱うという点で設置を許可した。

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