黒木瞳「吉永小百合を超える」野望が頓挫した(3)第4のブランド「監督」を狙ったのが裏目 (1/2ページ)

アサ芸プラス

黒木瞳「吉永小百合を超える」野望が頓挫した(3)第4のブランド「監督」を狙ったのが裏目

 黒木は芸能界でも勝ち気な性格は3本の指に入ると言われている女傑だ。

「宝塚出身の女優は男役だった人が多いんです。大地真央(64)、天海祐希(53)、真矢ミキ(56)とか。反対に娘役に黒木や檀れい(49)がいるが、男役ほど存在感はない。しかも娘役は『お嬢様』のイメージもあって、活躍の幅が限られると思われている。黒木はその殻を破りたかったのでしょう。それが、大胆な濡れ場を演じるモチベーションになったのです」(映画関係者)

 とにかく鼻っ柱が強くて負けず嫌い。ブランド好きでも有名で、かつては大人買いが話題になったこともある。

 そのブランド好きは結婚相手にも。夫は大手広告代理店のエリート社員。黒木のCMを担当したのが縁で知り合ったのだが、身内に官僚が多い名門の出身である。宝塚、女優、エリートの夫という3つのブランドを手にし、欲張りにももうひとつ「監督」という第4のブランドを狙ったのが裏目に出た格好だ。還暦を迎えて暗転するその先は──。

「黒木が超えたい存在は吉永小百合(75)だと思います。女優としてのトップ、女王様が吉永というのは誰もが認めるところです。それを超えるには吉永にはないものを手に入れる。それが『監督』の肩書です。上昇志向が強すぎるんです」(映画ライター)

 今の黒木はドラマでは主役というより、脇で重要な「留め」と言われるポジションの女優。主演の機会は限られるだろうし、監督としては再起不能状態。となれば、プライドの塊のような黒木の活路は何か。週刊アサヒ芸能11月12日号で「抱きたい還暦美女」総選挙企画を特集したところ、トップになったのは黒木だった。

 コラムニストの峯田淳氏が言う。

「宮崎美子(61)の21年カレンダーが発売され、還暦ビキニが掲載された週刊誌のグラビアは大きな話題になりました。40年前と変わらない豊満な胸、ほっそりとしたおなか回りのみごとな体形は驚きです。黒木も同じ還暦美女、『化身』『失楽園』で見せたセクシーというよりエッチな濡れ場は今も語り継がれる名シーンです。宮崎が注目されている今こそ濡れ場を演じてはどうでしょうか」

 井筒和幸監督には「若い頃から映画でちっさい乳出していた。ああいう子がホンマの女優なんです。

「黒木瞳「吉永小百合を超える」野望が頓挫した(3)第4のブランド「監督」を狙ったのが裏目」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2020年 12/10号映画監督失楽園宝塚吉永小百合エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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