酒気帯び運転で逮捕!小金沢昇司のやんちゃ時代と守れなかった師匠との約束 (1/2ページ)

Asagei Biz

小金沢昇司
小金沢昇司

 まさかこんな形で久しぶりにその名を聞くことになるとは…。11月30日、留置先の警視庁・東京湾岸署から釈放された演歌歌手の小金沢昇司(62)。押しかけた報道陣の前で、頭を下げるも横に付き添っていた弁護士から「もっと!」と促されて再び長々とお辞儀する姿がワイドショーでオンエアされた。

 小金沢は11月28日昼頃、都内の環状7号線を運転中、信号待ちのトラックに追突。駆けつけた警察官が、呼気検査したところ、基準値を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転で逮捕された。

「取り調べに対し、小金沢は『当日の午前中に酒を飲んだ。仮眠をとったがアルコールが抜けなかった』と供述していますが、幸いケガ人が出なかったものの、元TOKIOの山口達也(48)、俳優・伊藤健太郎(23)と、運転がらみの不祥事が続いている最中ですからね。世間からのバッシングもさることながら、仕事関係に与える印象は最悪でしょうね」(芸能記者)

 小金沢の下積み時代は長い。それまで無名だった小金沢が突然ブレイクしたのは92年、34歳の時だ。

「この年の8月、喉薬『フィニッシュコーワ』のCMに起用されたことがきっかけです。CMは渡辺篤史のナレーションで、『歌手の小金沢君が使っているのはフィニッシュコーワ』と紹介するのですが、もちろん、当時の小金沢はヒット曲などない、ところが、『歌手の~』というフレーズが逆に視聴者の興味をそそり、発売元の興和には『彼は何者なの?』『本当に歌手なの?』という問い合わせが殺到。結果、それが大きな話題になり、人気に火がついたというわけです」(前出・芸能記者)

 小金沢はその年の「流行語大賞」の大衆部門で銀賞を獲得。その後は、バラエティ番組や雑誌等のインタビューなどに引っ張りだこになったが、そんな小金沢がしばしば語っていたのが「酒」と「喧嘩」にまつわる武勇伝だった。

「彼は神奈川県大和市出身で、子供のころから空手を習っていたこともあり、腕っぷしが強く、中学時代は『裏番』だったのだとか。さらに高校時代にはバイクのスピード違反で何度も捕まり、本人曰く『神奈川県一帯の警察署のほとんどに、母親が僕を引き取りに来ていた』といいますからね。

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