ドン小西 格好いい自分でいるために美意識だけはずっと持っていたい (1/2ページ)

アサ芸プラス

ドン小西 格好いい自分でいるために美意識だけはずっと持っていたい

テリー 今の話、僕もすごくわかる部分がありますよ。僕、今、朝7時半ぐらいに家の近所を散歩してるんですね。そうすると女子高生の登校時間で、そのスカートがすごく短いんですよ。で、信号待ちしてる時なんかに、女子高生が楽しげに坂を上っていくのを見ると、大林宣彦監督の作品みたいで、すごくいいんです。でも、その写真を撮ったら「盗撮かな」って思うと、なかなか撮れないんだよね。

小西 あぁ、特に最近はね。

テリー でしょう。もちろんスカートの中を撮りたいわけじゃないんだけど。

小西 わかりますよ。別にいやらしい気持ちじゃないんだよね。

テリー そうそう。

小西 でも、そういう気持ちは持ち続けていかないと。僕なんか、さらに美意識をすごく大事にしてるから、そういう気持ちはずっと背負って生きていきたいと思ってますけどね。

テリー 偉いなぁ。

小西 だから、こういう話をすると、よく「エロジジイ」とかって言われるけど、「そうじゃないんだよ。お前と一緒にするな」って(笑)。普通のジジイには、そういう美意識がわからないんですよ。

テリー 美意識って、どうすると持てるの?

小西 いや、そんなの難しくないですよ。例えば、コンビニで買った惣菜だとしても、コンビニで買ったことは忘れてね。きれいな器に移して、ゴマをかけてみたりして、ひと手間加えてね。僕も「あっ、いけねぇ。普通のゴマじゃなくて、すりゴマにすればよかった」とかやってますよ(笑)。

テリー ドンさん、今、独身だからね。

小西 うん。あとは必ず何か自分で一品作るようにしてるし、高級なワインじゃなくても、めんどくさがって湯呑み茶碗なんかで飲まずに、すてきなワイングラスに注ぐとかね。

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