佐藤健「冠、何個目?」『検索大賞』で納得の「2020年は健の年」 (5/5ページ)

日刊大衆

また、『東京ドラマアウォード』のインタビューでは、

「ニーズというものがあるんだろうということを頭では理解していても、ドSの何がいいのかとか、どこに胸キュンしているのかとかいう、そういった女心みたいなものはやっぱりはっきりわからなかったので、スタッフの女性の方達に、都度聞いて、これで喜ぶのかなぁという疑問を持ちながらやってました」「いまだに何が正解だったのか正直わかってないです」

 としていた。実は、これには佐藤の経歴が関係している。

■佐藤にとっても、勝負の作品だった『恋つづ』

「意外にも、佐藤は少女漫画原作の作品は13年の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で主演歴はありますが、連ドラで挑戦したのは、“医療”というジャンル込みで『恋つづ』が初めてなんです」(前出の専門誌記者)

『恋つづ』公式サイトのキャストインタビューで佐藤は、

《少女漫画原作でキュンキュンする作品は、ずっとやりたいと言っていたにもかかわらずご縁がなかったんです。そうしているうちに30歳になり、「今こそやりたい」と言っていたところに今回お話をいただけてうれしかったですね。今だからこそできることがあるだろうし、挑戦したかったので、頑張ろうと思いました》

《どの職業も演じるのは難しいのですが、その中でも(医師役は)非常に難しいです。なじみがない世界なので、医療監修の先生たちにリアルな現場の話を伺いながら演じています》

 と、話していた。佐藤は、勝負の年に未知のジャンルに挑戦し、見事に役者として大幅なステップアップに成功したことになる。

 2021年には、アクション映画『るろうに剣心』、社会派映画『護られなかった者たちへ』がそれぞれ控え、さらに勢いを増す佐藤。挑み続ける男の活躍が楽しみだ。

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