ドン小西 男としての若さは父親からの遺伝だと思う (1/2ページ)
テリー ドンさん、別れた奥さんとは今も会ってるんでしょ。
小西 会ってますよ。もう18歳からのつきあいで、戦友みたいなもんですから。
テリー 別にヨリが戻ったわけじゃないの?
小西 うん。
テリー ということはドンさんの身の回りは、今、誰が面倒を?
小西 だから自分ですよ。今日も朝から犬の散歩して、掃除して、洗濯して。11時ぐらいにスクランブルエッグにサラダでしょ、それでシャケ焼いて、昨日の夜炊いた玄米、それにワカメのお味噌汁を食べて、洗い物して、残ったお味噌汁をタッパーに入れて、ここに来たんだから。
テリー すごいな。とても世界のデザイナーとは思えない(笑)。今、彼女いないの?
小西 まぁ、いますよ。
テリー 一緒に住めばいいじゃない。
小西 そう思うこともあるけど、そういう時は旅行に行くんですよ。でも、2泊もすると「もう帰ってくれ」と思うようになる。もうね、何かの急用で帰っててくれないかな、とか思いながら2日目の朝を迎えて、「あ、いたんだ」みたいな。
テリー ひどいなぁ。旅行先でエッチは?
小西 しますよ。
テリー 偉い! 都民栄誉賞もらえますよ。
小西 アハハ、そう? たぶん、一昨年101歳で亡くなった親父の遺伝なんですよ。
テリー そりゃ、また長生きだ。
小西 いまだに覚えてるけど、その親父が65歳の時、僕、(実家の)三重に帰ったんですよ。ある人のお葬式があって。