「嵐・松潤が大炎上&BTSファン手越祐也に?」「NiziUデビューが“エグイ”」2020年“K-POP”TOP3
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大により世界中の人々の日常が脅かされ、生活も一変。そんな“激動の1年”には、世間を騒がせた芸能ニュースが続いた。そこで2020年に配信した本記事のなかから、アクセスが集中した人気記事をプレイバック。今回は続々スターが誕生する「K-POP」事件簿!
3位 BTSファン『FNS歌謡祭』でまさかの鬼ギレ!? 手越祐也も“大炎上”被害
2週連続で放送される特別音楽番組『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の第二夜が、12月9日の18時30分から放送される。今回も豪華出演陣が登場するとあって話題を呼んでいるが、第一夜となった12月2日の放送には韓国の人気ボーイズグループBTS(防弾少年団)が出演し、ファンたちを興奮させた。
「今年は肩の出術を受けて療養中のシュガ(27)を除くメンバー6人での出演となったわけですが、シュガの不在を感じさせない圧巻のパフォーマンスで、“世界のBTS”の実力を見せつけてくれました」(前出の芸能関係者)
そんな彼らだが、実は今回の出演にあたって、思わぬ場外乱闘が起こっていたという。
「WEBマガジン『wezzy(ウェジー)』が報じたところによると、今回の出演に際して、他の日本人アーティストと同様に、BTSも『FNS歌謡祭』の公式Twitter内で事前告知の動画コメントをアップしていました。しかし、その動画の内容がBTSファンの反感をかっていた、と報じられたのです。
6人の顔が順にアップになり、メンバーが番組の告知コメントを一言ずつ言って回したのですが、なぜかJ-HOPE(26)だけは一言もセリフがなかったのです。一方、ジミン(25)は2度、コメントを話す役回りを担っていました」(前同)
一部のファンたちからは、この扱いが不平等だと不満が噴出。
「“せっかくならばメンバー全員に平等にセリフを割り振ってほしかった”などの声が番組ツイッターに多数書き込まれたそうです。セリフの割り振りが番組サイドからの指示だったのか、それともメンバーにお任せだったのかは明かされていないのでなんとも言えませんが、どちらにせよ、番組放送前の予期せぬ騒動に、番組スタッフも困惑したのではないでしょうか」(同)
■2019年にも“炎上事件”が!
『FNS歌謡祭』を巡っては、昨年も同じような騒動が起こっていたそう。
「記事によると、2019年12月に放送された『2019 FNS歌謡祭』に出演したBTSはこの日、日本語バージョンの楽曲を披露したのですが、割り振られた時間の関係上、楽曲の一部がカットされたんです。そのカットされた部分がJ-HOPEのラップパートだけに偏っていたことから、彼の歌声を楽しみにしていたファンたちから不満の声が噴出。番組のSNS上が大荒れになったのです」(前出の芸能関係者)
BTSのファンによる炎上騒動と言えば、その怒りの矛先が日本のアイドルに向いたこともあった。
「元NEWSの手越祐也(33)が、BTSやTWICEの現在の活躍に対して、世界レベルでの成功を分析し、賞賛した分析が“上から目線に聞こえる”と、BTSファンたちの反感を買ってしまったのです」(前出の芸能関係者)
「手越はNEWSに関して“もし僕たちがBTSのように英語などの言語を勉強して、多国籍グループとして世界進出を試みていたら、今頃はNEWSやジャニーズ所属がアジアのナンバーワンだったはず。アメリカでビルボードチャートに入るところまで行っていたと思う”と、分析したのですが、これがBTSファンたちの逆鱗に触れてしまったのです」(前同)
SNS上には「すごい自信!」「そもそも手越くんとBTSじゃくらべ物にならない」「手越が思っているほど世界は甘くないのでは?」などの辛辣な言葉が並んだ。
「その結果、地元韓国のメディアもこれを報じるほどの騒動に発展してしまいました。それほど、BTSファンの熱意と愛はものすごいんですね」(前出の芸能関係者)
方や今年6月、BTSのファンたちが連名で、米国の人種差別問題を訴える「ブラック・ライブズ・マター運動」に1億円近くの寄付を寄せ、世界中から賞賛の声を集めたこともあった。良くも悪くも何かと注目を集めるBTSのファンたち。愛するあまり熱くなりすぎる気持ちもわかるが、ほどほどにしてほしい……。
(2020年12月8日公開)
■第2位は、NiziUデビューで「ガッカリ」
2位 NiziU、デビューシングル詳細発表もファンがガッカリした2つのワケ「エグい」「卑怯すぎて無理」
日韓合同のグローバル・オーディションプロジェクト「Nizi Project」から誕生した9人組ガールズグループ・NiziUが、12月2日にシングル『Step and a step』で正式にデビュー。シングルの発売に先駆けて収録内容やジャケット写真が公開され、ネットで賛否を呼んでいる。
『Step and a step』は、「Nizi Project」の総合プロデューサーJ.Y.Parkが作詞作曲を手がけた表題曲 「Step and a step」に加えて、「Joyful」、「Sweet Bomb!」といった新曲、ミュージックビデオの“縄跳びダンス”がSNSで話題になった「Make you happy」の4曲が収録される。
初回生産限定盤A、初回生産限定盤B、通常盤の他、ファンクラブ限定の“WithU盤”ではメンバーのソロジャケットが全9形態発売され、さらに購入店舗別に10種類の特典もあるという。
計12種類の形態でリリースされ、さまざまな購入特典があるNiziUのデビューシングルについて、ネットでは「ソロジャケット盤ほしい」「爆売れの予感しかない」と歓喜の声があがっている一方、「ニジュー好きだけど、こういう売り方は好きじゃない。初回盤と通常盤だけでいいじゃん」の声も。
■「エグい」「誰が誰だかわからない」
他にも「CDの売り方エグい。コンプするのに何枚買わせる気なんだよ」「NiziUの売り方まじ卑怯すぎて無理!!! 買うんだけど!!」「本人たちも枚数気にしちゃうと思う」「CDは何枚もいらんよ。特典は一個でまとめてくれ」「ファンだからこそコンプリートしたいという気持ちがあるわけだし、コンプリートのタスクにハードルがあるとファンが離れてしまいそう」と販売形態の多さに批判的な声も寄せられている。
さらに、メンバーのソロジャケット写真についても「結構加工されてる。若いんだしナチュラルが1番かわいいのに」「もう誰が誰だかわからないし、みんなふだんの方がかわいい」「基本的にダメな方に修正かかってない?」「オーディションの時の方が何倍もかわいい。なんか、作られ感が半端なくてガッカリ」と落胆の声があがっている。
6月のプレデビューに伴ってリリースしたデジタル・ミニアルバム『Make you happy』は、オリコン週間デジタルランキングで3部門同時に1位を獲得し、ダウンロード数10万以上を記録して話題となったNiziU。デビューシングルは発売前からさまざまな声が聞かれているが、『Make you happy』以上のヒットを記録することはできるのか!?
(2020年10月13日公開)
■第1位は、嵐・松潤とあのグループの炎上騒動!
1位 嵐・松本潤がBTS相手に大炎上!?「嵐は解散しろ」の声も「誤解なのに悲しい」
11月4日、韓国の芸能ニュースサイトが嵐の松本潤(37)の発言を発端にした炎上騒動を報じた。
「11月2日、米国メディアの取材に応じた松本のインタビューの中で、彼がK-POPについて言及する場面があったそうなんです。松本は、昨年87歳でこの世を去ったジャニーズ事務所元社長のジャニー喜多川について、“彼は過去60年間、数多くのボーイズグループを作り、グローバルスタンダードを立てながら、日本の芸能産業だけでなく、アジアのポップカルチャー全般や国外で浮上しているアジアポップ世代に不滅の業績を残した”“現在見ることができる、日本人以外のグループもジャニーが1960年代に作った基礎にルーツを置いている”などと述べたと伝えられました」(芸能関係者)
そして、松本のこれらの発言が世界中のK-POPファンを怒らせている、と報じられたのだ。
「現在、世界を席捲しているK-POPが、まるでジャニー喜多川が基盤を作ったエンターテインメントの上に成り立っているかのように発言した、と捉えたK-POPファンが怒り、炎上騒動になっていると報じられたのです」(前出の芸能関係者)
しかし、エキサイトするのは、少々気が早いかもしれない。
「松本の言葉を冷静に読み返してみると、彼は恩師であるジャニー喜多川の偉大な功績について述べただけにすぎず、ジャニー喜多川の功績が今のK-POPにつながった、などとは一切発言していないのです」(前同)
松本を非難している一部の人たちは、嵐と韓国の人気アーティスト・BTS(防弾少年団)に関しても言及している。
■「誤訳の可能性」と報じるメディアも
「松本が先ほどのインタビューのなかで、“僕も『Dynamite』を何度も聞いてみました”と、BTSの新曲に対する発言をしたことから、まるで松本がBTSとジャニーズの関係に関して言及したかのように据えた人もいたのですが、それも真実は違っているようです」(前出の芸能関係者)
松本は、ジャニー喜多川の功績とBTSとを関連付けたコメントはしていないのだ。
「この記事の数時間後に掲載された『東スポWEB』(東京スポーツ)のなかでは、この騒動を『嵐・松本潤の“K-POPのルーツはジャニーズ”発言が大炎上 誤訳の可能性も…』とのタイトルで報じていました。
『東スポWEB』の記事では、“大荒れのK-POPファンからは『嵐の新曲こそBTSのパクり』『K-POPこそ世界のトレンド』『嵐は解散しろ』などブーイングが殺到。他方で冷静なファンからは『マツジュンは韓国をディスろうとしているわけではない』『誤訳されている部分もある』という指摘も上がっている”と伝えています」(前同)
この記事を読んだ日本のK-POPファンはどう感じたのだろう?
「騒動に関連したSNS上のコメントなどを見ていると、“嵐もBTSも好きなのに悲しい”“松潤も悪くないしBTSも悪くない”“韓国にも日本にもいい所がある。ただそれだけ”と、騒動を冷静に見ているファンも多いようです。
一方で、“他国のエンタテインメントについて触れるのは、別に良いことだと思うけどな”“ジャニーズが大きな影響を与えたのは間違いない気もする”“K-POPの創始者的な人も、練習生の制度などはジャニーズから発想を得たと公言していたはず”と、やはり両者を関連付けて見ている人がいるのも事実のようです」(同)
炎上騒動はしばらく波紋を呼ぶかもしれない。
(2020年11月5日公開)