稲垣・草なぎ・香取「地上波」本格始動の行方/2021芸能界大予測(4)

アサジョ

稲垣・草なぎ・香取「地上波」本格始動の行方/2021芸能界大予測(4)

 ジャニーズ事務所への忖度なのか、相変わらず「新しい地図」の3人の地上波テレビへの進出が簡単ではなかった、2020年。だが、21年は草なぎ剛のNHK大河ドラマ「青天を衝け」への出演が決まっており、大きな風穴を開けるのではと、ファンの期待を集めている。

「確かに潮目は変わってきている。特に草なぎは、トランスジェンダーを演じた映画『ミッドナイトスワン』によって俳優としての評価もうなぎ上りですから、使いたいドラマ関係者は多いはずです」(テレビ雑誌記者)

 だが、現実はそう簡単ではなさそうだ。

「稲垣吾郎もNHK朝ドラ『スカーレット』に出演していましたが、それが民放の番組への出演につながったかといえば、そうではない。これは、依然としてジャニーズへの忖度が根強いことの証明に他ならず、今回の草なぎの大河も同じように、一時の話題に終わる可能性の方が高そうです」(ドラマ関係者)

 また、忖度抜きにしても、香取慎吾を含めた3人が、そこまで数字を持っているかというシビアな評価もある。

「3人がMCを務める、ABEMAの『7.2新しい別の窓』の成績が振るわず、あまり話題にもならない。草なぎや香取は、YouTubeチャンネルをやっていますが、こちらもとても好評とは言えず。草なぎの方はチャンネル登録者数こそ100万人を超えたものの、動画の再生回数は10万回にも達していないものが多く、オワコン状態とも指摘されています。香取に至っては登録者数40万人に満たず再生数も伸びていない。果たして、そんな彼らを使った番組が当たるかどうか。普通に考えれば、前向きな見通しは立ちません。新型コロナで広告収入が激減したテレビ局が、3人のバックにいるCULEN代表の飯島三智氏とのタフな交渉をし、ジャニーズの顔色も気にしながら、彼らを使う一か八かの賭けに出ることは、ちょっと考えづらいでしょう」(芸能記者)

 CMはたくさんあることだし、21年も良くて現状維持という状況か。

(露口正義)

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