あの「映画賞を総ナメ」韓国映画が地上波初登場で気になる「注目ポイント」

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あの「映画賞を総ナメ」韓国映画が地上波初登場で気になる「注目ポイント」

 米国ニューヨーク・タイムズ紙が12月26日、映画評論家らが選出した21世紀(過去20年)最高の俳優25人を発表した。デンゼル・ワシントン、イザベル・ユペール、ダニエル・デイ=ルイス、キアヌ・リーブス、ニコール・キッドマンらの中に、韓国俳優のソン・ガンホが名を連ねた。

 ソンといえば、1999年公開の映画「シュリ」や03年の「殺人の追憶」、06年の「グエムル‐漢江の怪物‐」。そして、19年に公開された「パラサイト 半地下の家族」で演じたキム家の父親役が記憶に新しいところだ。

「パラサイト~」は、日の光も満足に入らず、窓から人の往来の足が見える“半地下住宅”で暮らす貧しいキム一家が、IT企業のパク社長一家に「パラサイト(寄生)」していく様を描いたブラックコメディ。アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門を総なめにし、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールなど数々の映画賞に輝いた。

 その話題作が1月8日、「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)の35周年記念作品として地上波に初登場する。キム・ギテク(ソン)の長男、キム・ギウの声を神木隆之介が担当することも決定した。

「韓国では、観客動員数1000万人を突破。日本でも330万人を超える大ヒット作でした。韓国の貧富差がシュールに描かれています」(テレビ誌ライター)

 韓国作品としては珍しい、貧困層にスポットを当てた作品に、きっと心を揺さぶられることだろう。

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