サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「プラチナトレジャーが混戦に断」 (1/2ページ)

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サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「プラチナトレジャーが混戦に断」

 新春第三弾の重賞、京成杯が中山のメイン。距離がマイル戦から2000メートルで争われるようになって今年で23回目。皐月賞と同じコース、距離ということで注目度が高くなったが、暮れに行われたGIホープフルSに比べると、顔ぶれ、評価は、やや落ちるか。

 とはいっても、キャリアの浅い若駒。これからどう成長、化けていくかわかったものではなく、目が離せない。

 事実、クラシックとの結びつきはホープフルSほどではないにせよ、ダービー馬となったエイシンフラッシュなど、ここで上位争いを演じて、GI戦で勝ち負けするまで出世した馬が何頭か出ている。

 今年も顔ぶれは悪くない。厩舎が将来性を高く評価している逸材が顔をそろえているからだ。ヴァイスメテオール、グラティアス、テンバガーなどは陣営だけではなく、周囲の評価も高い。いずれにせよ、ハイレベルの見応えある競馬になること請け合いだ。

 では、データを見てみよう。馬単が導入されてからこれまでの18年間、その馬単での万馬券は4回(馬連は0回)。この間、1番人気馬は6勝(2着5回)、2番人気馬は4勝(2着3回)。1、2番人気馬のワンツー決着は2回のみだが、比較的順当に収まる重賞とみてよさそうだ。

 とはいえ、評判馬が粒ぞろいとあれば、簡単に人気、有力どころで決まるかどうか、難しいところだ。予想する者から見ても悩ましい顔ぶれで、目移りしてしかたがない。

 それでも穴党として最も狙ってみたいのは、プラチナトレジャーだ。

 前走は未勝利戦を勝ち上がったあとの重賞挑戦。その東スポ杯2歳Sは、周知のようにダノンザキッドの完勝劇だった。その時の4着馬だが、先行馬ペースの中、内めの馬群を縫って4着に押し上げたもの。展開不向きの中、ダノンザキッドにコンマ4秒差は誇れる内容で、評価していいのではなかろうか。

 上がり脚も勝ち馬に次ぐもので、とにかく目立っていた。であるからこそ陣営は、ここにホコ先を向けてきたわけだ。

 国枝調教師は「昇級初戦で見せ場を作ったのだから能力は確か。中間も順調そのものだし、若駒にしては手がかからないところがいい。

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