ぺこぱ・松蔭寺太勇の秘められた「日本政治を変える」コメディアン魂 (5/5ページ)

日刊大衆

松陰寺は『ロンハー』で“直接的な表現にならないように、すごい分厚いオブラートに乗せて、漫才として届けているので、みんな気付かずに笑ってますけど”と話していましたが、実はかなりストレートに話していますよ」(前同)

■実は社会派なツッコミの数々

 漫才中の松陰寺の発言を思い返してみると、

「休憩はとろう! 働き方は変えていこう!」

「日本人はマジメで勤勉だけど、休憩をとらなさすぎだ! だからほかの先進国に比べて労働生産性が低いんじゃないのか? 働き方改革って、法律で同行できる問題なのか!? なぁ、お前はどう思う!?」

「お年寄りがお年寄りに席を譲る時代が、もうそこまで来てる! これが日本の現実なんだ……」

「もはや東京に用はない。Good bye! これからの日本は中央集権ではなく地方分権だ。それが格差社会を是正する、1つの手段なんだ!」

「(幼稚園児に)おっさんみたいな声だけど、みんな違ってみんないい! 個性は背筋だ。伸ばしていこう」

「医者は、真夏の電力だ。(人手が)足りないんだ。必要なところに必要な医者が足りないんだ! 日本の医療問題は本当に根が深い!」

「俺たちは飼われているんだ……社会という名の飼い主に」

「24時間営業のコンビニは減らしていこう! そうだろう?」

「印鑑って今後残していく文化何ですか? IT化が進んだことによって、印鑑の必要性をいま問われているんだ!」

 こうして挙げてみると、確かに、松陰寺の技術で違和感なく“ノリツッコまない漫才”として受け入れられているが、高齢化社会、働き方改革、医療などなど、実に多ジャンルを斬っている。

 キャラ芸人を入り口に、しっかり世相を斬る松陰寺太勇。彼の言葉を借りるなら「悪くないだろう!」。

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