四千頭身・後藤、宮下草薙・草薙らが先輩に苦言!「芸人、なんてかっこ悪いんだ!」

日刊大衆

※画像はイメージです
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 1月14日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、霜降り明星四千頭身後藤拓実(23)、宮下草薙草薙航基(29)、EXIT兼近大樹(29)、納言薄幸(27)ら、お笑い第7世代の20代若手芸人たちが「テレビ界で疑問に思うルールや慣習」を、雨上がり決死隊蛍原徹(53)と麒麟川島明(41)にぶっちゃける「未来への提案」企画が行われた。

 そこで後藤は、芸能界で使われる「業界用語が難しい」とを指摘。後藤は「今はなんとなく分かることありますけど、分かんないこと多いじゃないですか」「たとえばワンフーって分かります?」と、質問。後藤は「なんかめちゃめちゃ業界用語使うディレクターさんとかいる」「1年目のときに“後藤どうなの、なんかワンフーいってるの?”って聞かれたんすよ」「ワンフー? って思って。どっか店とかかなって思って。“めちゃめちゃ行ってますよ”って言っちゃったんすよ」と振り返った。ワンフーとは「ファン」のことで、そのディレクターは「ファンに手を出しているのか」と聞いていたのだが、当時、後藤は意味も分からず「イキッて」答えてしまったという。

 後藤は、その他にも慣れないうちは分からない言葉が多かったと続け、「使わないのが良くないなと思って」「使うならバンバン使わないと」と、世間一般にもっと業界用語使えば、自分のような悩みを抱える若手が生まれないのではないかと提案した。これを聞いたMCの蛍原に、「バレへんように業界用語作ってるわけやからね、一般の人に」とさとされ、後藤は「ああ、そうなんですか……」と驚いていた。

 また草薙は、芸人たちが「芸歴」をやたらと気にすることへの疑問を挙げ、「大事だと思うんですけど」「ただそのそれにしても言うなって思って、芸人って」「あんま俳優さんで言ってるのとか聞いたことってなくないですか?」と芸歴にこだわるのは芸人だけだと指摘した。草薙は、芸人は「養成所入れると?」と、プロになる前からの長さを聞いてくるが、ある大物女優から「芸歴なんて売れてから数えるもの」と言われ、「なんてかっこ悪いんだ、芸人は」と思ったと明かした。

■「カマされてんのかなって」

 これに薄幸も「吉本の人って“芸歴何年目のなんとかです”からあいさつしたりするじゃないですか。あれなんかカマされてんのかなって思いますよね」と草薙に同調。兼近は「やっぱ縦社会だと思うんすよね。吉本の異常な」と自嘲したが、霜降り明星の粗品(28)は、芸暦を聞くのは人間関係をスムーズにするためには必要だと自論を展開。せいや(28)も、初めての相手としゃべるための「最初のきっかけ」として、つい聞いてしまうと語った。

 ここで蛍原の芸暦が33年目だと紹介されると、兼近は「想像つかない」「生まれる前から芸人ですから」とコメント。スタッフから、今回出演した若手たちは皆20代なので誰も生まれていなかったと指摘され、蛍原と川島はぼう然としていた。

 若手芸人たちの疑問に、視聴者からは「ごたくん業界用語わかんないのになんとなくで返して失敗してるの笑う」「ワンフーやケツカッチンが業界用語だと初めて知った……一般でも使うよな。ジェネレーションギャップか」「業界用語は、昭和で終わったと思ってた」「ホトちゃん川島2人で業界用語の説明してるの面白い」「時代も変わってきたもんね」「『アメトーーク!』の若手回ほんとに好き」「未来への提案、同世代でめっちゃ共感できる」「こうやって若手からの意見を出せる職場があったらいいよね」「今後はこっちがスタンダードになっていくんだろうな」「20代のお笑い第7世代がみんな率直で良い」など、共感の声が相次いだ。

 芸人の世界にも働き方改革が起こりそう!?

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