野村克也、王貞治、長嶋茂雄…プロ野球レジェンド「元気になる」超・珍・名言 (4/5ページ)

日刊大衆

 昨シーズン、V9時代の川上監督を超え、巨人軍最多勝利監督となった原辰徳氏。彼は監督という仕事を、こう表現していたという。

「デーブ大久保さんが楽天の監督に就任する際に、原さんにあいさつに行ったら〈監督という仕事は億単位はもらわないとやっていられない〉と、その厳しさを説いたそうです。実際、現在の原さんの監督年俸は3億円だとか」(前同)

 そんな原氏は2003年、“読売内の人事”という理由で、監督を更迭されたこともあった。

「その際、ライバルである阪神の監督だった星野仙一さんが〈くじけるなよ、辰徳! 勉強してもう一度戻ってこい〉と声をかけたんです。闘将なりのエールだったんですね」(同)

■落合という“毒”を中日に注入

 前出の愛甲氏も、中日時代に監督だった星野さんについて、こう話す。

「星野さんは選手に向かって試合後に〈今日はみんなありがとう〉って言うんです。そんな監督は今まで見たことなかった。もちろん、負けた日は一転、ピリついてましたけどね(笑)」

 アメとムチの使い分けが際立っていたようだ。その星野氏の中日監督時代の大型補強の一つが、落合博満氏のトレードだった。

「星野さんが監督に就任した86年に〈今の中日に必要なのは個性のある選手、思い切って“毒”を入れましょう〉と提言したそうです。結果として落合さんが入団し、88年に優勝するわけですから、さすがの慧けい眼がんです」(前出のデスク)

 “毒”と呼ばれた落合氏は“オレ流”で知られているが、愛甲氏が、こんな落合氏の言葉を教えてくれた。

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