酒場交遊SPECIAL対談「弘兼憲史×豊田真由子」(2)政治家は笑って人を刺し殺せないとダメ (1/3ページ)

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酒場交遊SPECIAL対談「弘兼憲史×豊田真由子」(2)政治家は笑って人を刺し殺せないとダメ

弘兼 ここからは皆さんに豊田さんの華麗なる経歴をあらためてご紹介できればと。桜蔭中高、東大法学部、厚生労働省、ハーバード大学院、国会議員とエリートの道を歩んできたわけですよね。さぞや、子供の頃から勉強はおできになったのでしょうね。

豊田 とにかく学ぶことが好きだったんです。親から「早く寝なさい」と言われると、布団をかぶってライトを引き込んでこっそり勉強して。で、足音がすると明かりを消す、みたいな。

弘兼 東大ではモテたんじゃないですか。

豊田 いえ全然。高校まで門限が5時で、男友達と和気あいあいとするのも大学が初めてでした。授業が終わって学食でいつもみんなでワイワイするみたいな感じで。その頃の友人たちは、今でもずっと仲よしで、あの騒動の時もずっと励まし続けてくれて、ずいぶん支えられました。

弘兼 恋愛に関しても慎重なほうだったの?

豊田 中高は女子高でしたから、大学生になってからですね。夜から明け方まで女友達と電話でずっと恋バナをして、きゃあきゃあドキドキしてました。幼かったですが、青春ってああいうことですかね~。世の中では恋愛や結婚でよく相手の肩書や学歴とか、持っているものとか、まずは条件から入るみたいな話が多いように思いますが、私は真面目に「トゥルーラブ(真実の愛)」を追求したいと思っていました。だから、今でも弘兼先生に「それって本当の愛ですか」と問いただしたりしてます。

弘兼 アハハハ。今46歳でしたよね。いやはや、なんとピュアな。間違っても「わたしは恋に生きる!」なんて言いださないでくださいね。

豊田 アハハハ、大丈夫です。もうとっくに外野の身ですから。ただ、気持ちとしてはピュアな心は持ち続けたいと思っています。

弘兼 そんなピュアな人がなぜ、官僚を辞めて魑魅魍魎が跋扈する政治の世界に飛び込んだんですか。

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