吉岡里帆から吉永小百合、明石家さんまも!コロナを乗り切る「癒しのラジオ番組」

日刊大衆

吉岡里帆
吉岡里帆

 耳だけで楽しむ娯楽。聴こえるのは美女たちの素顔や懐かしい音楽…。今すぐ、周波数を合わせてみよう!

 ラジオ業界は追い風が吹いているという。『必聴ラジオ100』(三才ブックス)の著書もある、ラジオコラムニスト・やきそばかおる氏は、こう話す。

「在宅勤務やテレワークの増加とともに、ラジオを聴きながら仕事をしている人が増えているようで、実際に、各番組にはリスナーからの投書やメールが増えているそうです」

 この好調を支えるのが、スマホやパソコンで簡単にラジオ番組を聴くことができるアプリ『radiko』の存在だ。

「AM、FMを問わず、自分が住んでいる地域のラジオ局の番組を無料で、しかもラジオよりも安定したクリアな音質で聴けるんです。番組を選ぶだけで周波数を覚える必要がなく、地下鉄で入らないなんてこともない。最近はトラックのドライバーさんも、運転中、車のラジオではなくradikoで聴いている人が多いそうです」(やきそば氏)

 そんな人気のラジオで、少しでもコロナの不安を忘れて、楽しく、そして癒やされる番組を聴こうではないか。やきそば氏とともにオススメ番組を紹介していくので参考にしてほしい。

 まず、ラジオといえば欠かせないのは“音楽”だが、徳光和夫氏の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送=土曜5時~7時40分)こそ、やきそば氏のイチ押しだという。

「懐かしい曲がたくさんかかるのはもちろん、徳さんならではのコーナーがてんこ盛りです。〈お聞きのアナタが出場者!テレフォンのど自慢〉は、電話で十八番この曲を歌ってもらうコーナー。徳さんの名調子での曲紹介も必聴です。他にも、野球、競馬と、世のおじさんが好きなものが詰まった2時間40分ですね」

■大女優らがパーソナリティを!

 スポーツファンにぜひ聴いてもらいたいのが、日本ハム一筋16年、関西弁でのしゃべりも人気の、岩本勉の『岩本勉のまいどスポーツ』(文化放送=月曜17時55分~18時30分)だ。

「野球の話題が中心ですが、好奇心旺盛で、まさに“地獄耳”と呼べる岩本さん。他のスポーツの選手にも詳しく、さまざまな競技、ジャンルのゲストとのトークは、いつも盛り上がります。また、パートナーのアナウンサーが番組を卒業するときには、ギターを持参して生歌で送り出すのがお約束。そのトークと温かい人柄のファンになりますよ」(前同)

 テレビではなかなかトークを聞く機会がない、大女優たちがラジオのパーソナリティを務める番組も多い。しっとりと落ち着いた大人の色気あふれる声に癒やされたいところだ。まず、外せないのは、『今晩は吉永小百合です』(TBSラジオ=日曜22時30分~23時)だろう。

「吉永唯一のレギュラー出演番組。彼女の近況報告とテーマトークが主な内容で、吉永のパーソナルな部分がかいま見える、本当に貴重な番組です。その癒やしに満ちた声に包まれつつ、日曜の夜を過ごし、次の1週間への活力としているサユリストは多いのでは。トークのテーマに合わせた音楽も、クラシックから最新ヒット曲、懐メロに童謡、映画音楽とバリエーション豊かで、リスナーを飽きさせません」(放送作家)

薬師丸ひろ子 ハート・デリバリー』(ニッポン放送=日曜8時30分~9時)も、薬師丸の自然体すぎるトークが面白い。

「本人の身の回りで起きた出来事や、出演した映画やドラマ、コンサートに関する裏話が披露されることも多く、お得感がいっぱい。

 昨年5月の放送では、新型コロナ対策で、自宅からのリモート出演で放送されました。“突然、誰かが訪ねてきたり、宅配の方が何かを届けにきてくれたり、まぁ、そういうことは、たぶんないかと思うんですけど(笑)”と少しドキドキした様子でした(笑)」(前同)

■若手の美女優たちも必聴

 お色気なら「アナタのお耳の愛人、壇蜜です」で始まる、『壇蜜の耳蜜』(文化放送=月曜20時~20時30分)が一番か。直接的な発言こそ少ないが、あの声を聴いているだけで、下半身をムズムズさせてくれるのだから、すごい。

「壇蜜さんは、『大竹まこと ゴールデンラジオ!』(文化放送=月~金曜13時~15時30分)の水曜パートナーも務めています。声は色っぽいけど、あまり多くない彼女の言葉には、たくさんの思いをろ過して出てきたような清廉さがあり、不思議と聴く人の心に染み込みます」(やきそば氏)

 若手なら、『松岡茉優 マチネのまえに』(TBSラジオ=日曜12時~12時30分)、吉岡里帆の『UR LIFESTYLE COLLEGE』(J-WAVE=日曜18時~18時54分)は必聴。

「松岡さんはコロナ禍で、今は基本的に自宅での収録。お便りを読んだり、大好きな漫画について話したり、コンニャクやキュウリのおつまみを作るところを聴かせたりと、一緒に部屋で話しているようなプライベート感がいいですね。

 吉岡さんはゲストを迎えて、じっくり話を聞く番組。ややローテンションに感じますが、なるべく、ふだんの自分でと心がけてのことだとか。話が盛り上がってくると一気にテンションが上がり、豪快に笑ったりする様子がかわいらしく、癒やされますね」(前同)

■一人でひっそり聴く珠玉の番組!

 最後は、笑える下ネタが満載の番組を紹介しよう。もちろん、筆頭は『鶴光の噂のゴールデンリクエスト』(ニッポン放送=火~木曜17時30分~19時)だ。

「80年代から変わらない鶴光節は健在で、とても歳とは思えない、恐るべき元気の良さです。暴走しそうになると、相方の田中美和子さんが、すかさず愛のムチ(ツッコミ)を入れるのもたまらないですね」(同)

 “イクラちゃん”こと井倉光一の『Adult Nostalgic Radioshow ~ANR大人の秘密基地~』(FMヨコハマ=土曜22時30分~23時)も下ネタがいっぱい。

「アメ車やバイクなどの車に関する話や、音楽の話もたくさんしますが、ほとんど下ネタの回も。同番組のヘビーリスナーの爆笑問題太田光さんも絶賛し、自分のラジオ番組『JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ=火曜25時~27時)に呼んだことも。2人は中学生男子のように、大はしゃぎしていましたね」(同)

 明石家さんまの『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ=土曜22時~23時30分)も、聴き得だ。

「さんまのトークが存分に楽しめるうえ、モーニング娘。のOGら、若い女性タレントに対して、暴走が止まらなくなる“神回”もあります」(放送作家)

 楽しいラジオ番組でコロナ禍を乗り切ろう!

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