【美的グルメ】攻めまくるラーメン屋「麺屋 彩音」でシーラカンスラーメンを食べる / トリュフ濃厚濃密風味絶佳 (1/2ページ)

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【美的グルメ】攻めまくるラーメン屋「麺屋 彩音」でシーラカンスラーメンを食べる / トリュフ濃厚濃密風味絶佳

最近考えたのです。自分が人に推奨できるラーメン屋さんの共通点は何かと。濃くても好き、薄味でも好き、塩も醤油も馬肉ラーメンですら好き。何も共通点はないのかなと思ったのですが、ひとつありました。「丁寧」かどうかという点。

・「丁寧」と「攻め」が融合したラーメン屋さん

東京都のJJR五反田駅から徒歩2分ほどの場所にあるラーメン屋さん「麺屋 彩音」(東京都品川区西五反田2-18-3)は、丁寧だなと、そして攻めているなと感じました。経験上でしかないが「丁寧」と「攻め」が融合したラーメン屋さんは、ほぼ間違いなく「革命」を起こそうとする。たぶん、このラーメン屋さんも革命を起こすはず。すでに起こしかけているかもしれない。

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・ラーメンの美しさと色香

2021年2月の限定ラーメン「シーラカンス」(1500円)を食べたのですが、見た目が美しいだけでなく、最初に「スープを纏った麺」をすすったときに訪れるトリュフのディープな誘いがたまらなく甘美。このラーメンをすする自分は、まるで、ラーメンの美しさと色香で引き寄せられ甘い蜜を吸わせてもらう蜂。このスープ、視覚と嗅覚と味覚経由で本能が目覚める、いや、魅了される。

・太陽のごとく濃い橙に輝く卵黄

ラーメンの中央部に高くそびえる球体は半熟卵。割ればバベルの塔の崩壊の如く崩れ、卵黄がスープに溶け込む。まるで太陽のごとく濃い橙に輝く卵黄はコアかマントルか。どちらにしても美味。

白濁の湖に沈むのは厚切り牛肉。食べれば香木の如く際立つ牛肉の薫り。これがまた強い食感で、食べれば食べるほど旨味を放つ。太陽と香木に挟まれているのは大根とマッシュポテト。サンドされた人参がまるで炎のようだ。

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