無料の民泊施設で世界旅行も!?「エスペラント学力検定」で国際共通語を学ぶ (1/2ページ)

Asagei Biz

写真はイメージです
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 突然ですが、読者の皆さんは語学は得意ですか。複数の国の言語を話せる人もいれば、「カタコトの英語くらいは‥‥」「てんでさっぱり‥‥」という人など様々でしょう。

 今回、ご紹介するのは「エスペラント学力検定」。エスペラント(語)とは、1880年代にポーランドの言語学者ルドヴィコ・ザメンホフが中心となって創案された人工言語。民族を問わない「中立公平」の国際共通語として広まり、20世紀初頭にはすでに日本に伝わっていたそうです。

 それでは例題を見てみましょう。

〈問1〉「猫」をエスペラントで表現すると、【1】cat、【2】catt、【3】catto、【4】katoのうちどれ?

〈問2〉エスペラントで、名詞を複数形にする際に語尾につけるアルファベットは【1】s、【2】is、【3】j、【4】zのうちどれ?

 検定のランクは4級から1級まであり、いずれも筆記テストと会話テストが行われます。例題の答えは〈問1〉が【4】、〈問2〉が【3】となっています。

 冒頭で述べたように、語学の勉強に苦手意識を持っている方もいると思います。その点、エスペラントは世界で最も習得しやすい言語とされ、ハードルの低さが特徴と言えます。

 フランス語やイタリア語などを勉強したことがある人なら、エスペラントの覚えやすさをより実感できるはず。これらの言語では一人称から三人称、さらに単数か複数かによって動詞が複雑に変化しますからね。

 英語ですら「do」「go」などを過去形にすると、それぞれ「did」「went」と不規則に変化しますが、エスペラントの過去形は基本的に動詞の語尾に「is」を足せばOK。同様に未来形、仮定形、命令形などの動詞の変化も規則的です。また、名詞の語尾は必ず「o」になるのも特徴的で、複数形への変換は例題のように、語尾に「j」をつければいいわけです。

 また、エスペラントには方言のような地域差はありませんし、他の言語と比べて発音も難しくありません。たとえば「1」を例に挙げると、英語だと「one」と書いて「ワン」と字面からは想像しにくい読み方をしますが、エスペラントでは「unu」と書いて「ウヌ」と読みます。このように、ほとんどがローマ字読みで通じるのも、国際共通語たるゆえん。

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