打球速度は岡本に次ぐ166キロ!大型新人・秋広優人が覆した高校時代の低評価 (3/3ページ)

Asagei Biz

特に投手と野手が連携するサインプレーは、一人でも理解できない選手がいると成立しませんから。秋広選手の身長にパワーがつけば、外国人選手にも見劣りしません。ぜひ、一塁手のスペシャリストを目指してもらいたいですね」(駒田氏)

 2月25日の中日との練習試合では、一塁線の打球を後逸。プロ初失策を記録した試合後には、クールダウンする中日ナインの視線を浴びながら居残りノックに励んでいた。

「今は後藤孝志野手チーフコーチ(51)が秋広に付き添って課題を一つ一つクリアしている段階です。試合中に牽制のミスが生じた時には、原監督を交えた『補習授業』が行われたこともありました。新しい環境に飛び込んだばかりなのに疲れた顔一つ見せないし、他の1軍選手のカンフル剤としても機能しています」(球界関係者)

 天井知らずの未完の大器は、どのような成長曲線を描くのか。3月26日の開幕が待ち遠しい。

■「秋広優人」プロフィール

生年月日:2002年9月17日(18歳) 身長200センチ・体重95キロ 

出身地:千葉県船橋市 経歴:二松学舎大学付属高等学校 

通算本塁打:高校23本 

プロ入り:2020年ドラフト5位 

契約金/年俸:3500万円/540万円

※「週刊アサヒ芸能」3月11日号より

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