食物アレルギーの原因は皮膚だった!? 赤ちゃんのアレルギー発症を防ぐ「予防スキンケア」とは (1/4ページ)
アトピーや喘息など、何らかのアレルギー疾患に悩まされているという人は少なくないはず。
アレルギー疾患は子どもの頃に発症する場合が多いため、長い間悩まされ続けている…という人もいるのではないでしょうか。
そんな子どもの頃、とりわけ赤ちゃんのアレルギー発症に関する最新知見と予防方法が発表されました。
翠松堂製薬株式会社主催で開催された、オンラインセミナーの内容をレポートします!
荒れた肌が原因で食物アレルギーに?子どものアレルギー発症に関する最新情報
子どものアレルギー発症に関する情報を教えてくれたのは、岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 特命教授であり、日本小児アレルギー学会理事の池田政憲先生。
まず食物アレルギーについて。今までは、「お母さんが食事として摂取したものが、母乳や胎盤を通して赤ちゃんに移行することで発症する」という考え方が主流でした。
しかし現在は湿疹や乾燥状態にある、「いわゆるアトピー性皮膚炎のような状態の皮膚からアレルゲンが侵入することで、アレルギー症状を引き起こしてしまう」ということが明らかになってきているのだとか!
アレルギーの原因が皮膚にあるなんて…驚きです。