高橋工房、月岡芳年「月百姿」の7作品を復刻しウェビナーで取り組みを発表 (1/4ページ)

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株式会社高橋工房のプレスリリース画像
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江戸木版画の制作・販売を軸にその技術と文化を今に伝える株式会社高橋工房(所在地:東京都文京区水道2-4-19、代表取締役:高橋由貴子、以下高橋工房)では、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師、月岡芳年の代表作の1つである「月百姿」の古版木を修復し、7点の作品を現代に復刻しました。また、その取り組みを在英国日本国大使館との連携でウェビナーにて発表いたします。
尚、この取り組みは、東京都「江戸東京きらりプロジェクト」のモデル事業として実施されたもので、高橋工房はこのプロジェクトに江戸木版画として採択され、2019年より参加しています。
※本ウェビナーの参加には事前申込が必要です。以下よりご確認ください。

■月岡芳年「月百姿」の復刻にいたった背景

文化財の修復は近年様々な分野・作品でなされるようになりましたが、江戸木版画においては、後手にまわっているのが現状です。江戸木版画は、技の保存と伝承を目的に文化庁から選定保存技術保存団体(「修復」部門)の認定を受けています。
しかし、多くの江戸木版画は版木自体が既に消失していることが多く、この度のように古版木を入手し、「修復」にかかることのできるのは貴重な機会でした。
また、国内外問わず北斎や広重を筆頭にして、更に日本の「浮世絵」が広く認知されるようになってきた中、彼らの築いた浮世絵世界や日本的情緒を踏襲しながらも、時代の変遷に沿うかたちで描写の精度をより高めた「最後の浮世絵師」、月岡芳年の画に改めて注目が集まっています。

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