伝承は本当だった!戦国時代、武田信玄が作らせた不動明王像の作者が判明! (1/3ページ)

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伝承は本当だった!戦国時代、武田信玄が作らせた不動明王像の作者が判明!

報道によると令和3年(2021年)3月12日、恵林寺(えりんじ。山梨県甲州市)に安置されている不動明王(ふどうみょうおう)像について、その作者と制作時期を示す証拠が発表されました。

武田不動尊の作者は伝承の仏師・康清「の弟」康住だった!

不動明王像は戦国大名の武田信玄(たけだ しんげん。大永元・1521年生~元亀4・1573年没)公が京都の仏師・康清(こうせい)を招き、自身をモデルに作らせたと言われ、武田不動尊(たけだふどうそん)として現代に伝わるものです。

恵林寺に安置されている武田不動尊。Wikipedia(撮影:さかおり氏)より。

恵林寺では2月に帝京大学文化研究所(同県笛吹市)に調査を依頼、仏像の底にあけられた穴からファイバースコープを挿し込んだところ、仏像の顔面内部に「七條大仏大貮法印 康住造(しちじょうだいぶつだいにほういん こうじゅうのつくる)」という銘文と共に「元亀3年(1572年)4月(判読不能)日」と日付が墨書されていました。

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