投資家が指南!進化した働き方とは “人に働いてもらう”こと? (2/2ページ)

アサジョ

これが、“人に働いてもらう”ためのオススメの方法の1つです」

──確かに、投資と聞くと、「よく分からない、ちょっと怖いもの」と思ってしまうのですが、「投資先の有名企業の創始者に働いてもらう」といえばイメージが変わりますね。より自分が労働者としてレベルアップするためには、どんな投資をすればいいですか?

「私がオススメしたいのは、より“手触り感”があるものに投資をすること。手触り感とは、その事業がどう伸びるのかをきちんと自分が納得でき、具体的にその事業の進捗について関心を持ち続け、応援し続けることができるという意味です。

 例えば、私が手掛ける投資ファンドで『おおぶね』というものがあります。これは、なぜその企業、事業が伸びると見込んだのか、そして実際、その事業がどのように展開されているのかを明確・ていねいに投資家に知らせて、投資する人とともにその事業の成長を見守ることができる仕組みを大切にしています。

 投資する企業のどのような事業がどのように発展していて、だから利益が生まれている、その仕組みを知ることができると、事業の仕組みの学びにもなります。すると、自分自身がしている仕事自体に関しても、自分がどう役立っているのか、どういう働きをするべきなのかがはっきりと見えてくる、そんな相乗効果も期待できますよ」

 自分のスキルを上げながら、“自分よりも優秀な人(事業)”に、将来の財産を増やしてもらう──この春からは、そんな賢い「労働者2.0」を目指してみたいですね!

「投資家が指南!進化した働き方とは “人に働いてもらう”こと?」のページです。デイリーニュースオンラインは、奥野一成iDeCo投資仕事社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る