今期冬ドラマ“傑作”と“駄作”はどれ!? 評価を爆上げしたジャニーズも…

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

大きな番狂わせがあった2021年の冬ドラマ。視聴者を〝大いに驚かせた〟作品を2つ紹介しよう。

まずは、『関ジャニ∞』大倉忠義と広瀬アリスの共演したドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)。同ドラマが放送された枠は、フジテレビの木曜ドラマ枠で、プライム帯の中では全局合わせても断トツの〝最弱〟といわれていた枠だ。加えて、韓国の作品が原作、演技の評判があまりよくない大倉が主演ということも相まって、下馬評は最悪だった。

案の定、初回の世帯平均視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)という大爆死。このまま打ち切りコースかと思われたのだが、リアルな夫婦のすれ違いを描いたシリアスなテーマが話題を集め、視聴率は右肩上がりに。最終回では、同作で最高の8.9%を記録。終わってみると、初回視聴率が一番低いという偉業を達成した。

「連ドラは通常、初回が一番高く、それから徐々に低くなっていくケースが大半です。特に昨今のドラマは、役者に頼って脚本がダメダメというケースが多く、俳優目当てで寄ってきた視聴者がすぐに離れていきます。『知ってるワイフ』は役者に引きがなかったものの、中身勝負で数字を獲得。脚本の勝利と言えるでしょう」(芸能記者)

菅野美穂のイメージが崩壊した『ウチカレ』

『知ってるワイフ』と真逆の意味で視聴者を驚かせたのは、菅野美穂主演のドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)。いま、ノリに乗っている日テレが一番力を入れている〝水曜22時枠〟の放送で、菅野は4年ぶりの連ドラ主演だった。脇には今話題の浜辺美波、岡田健史、福原遥といった若手の美男美女を揃え、沢村一樹や中村雅俊、豊川悦司という大御所も贅沢に起用。さらに、若者に大人気のバンド『[Alexandros]』のボーカル・川上洋平がドラマ初挑戦、脚本は『ロングバケーション』や『ビューティフルライフ』の北川悦吏子氏という超盤石体制だった。

しかし、初回に10.3%を記録したのが最高で、その後はずっと一桁。一時は7%台まで数字を落とすなど、わかりやすいほどに〝話題だけの張りぼてドラマ〟であった。

『知ってるワイフ』に出演した大倉と広瀬は演技まで絶賛されて人気が急上昇。一方で『ウチカレ』に出演した菅野は、自身の演技も酷評されて散々な有様に。

たった一作で俳優生命を変えてしまうかもしれないドラマ出演。果たして来期は、どんなドラマが話題になるのだろうか。

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