“会話のキャッチボール”を上手に行うために大切な2つのこと

アサジョ

“会話のキャッチボール”を上手に行うために大切な2つのこと

 なんだかあの人とは会話がかみ合わない……そんなことをふと感じることはありませんか?

 実はそれ、自分に原因があるのかもしれません。そこで、専門家の意見から“会話のキャッチボール”を上手に行うコツを探ってみました。

■「相手にどう伝わるか」をどれだけ意識できるかが重要

 スピーチコンサルタントの菅原美千子さんの著書「『あのとき、ああ言えばよかった…』がなくなる!とっさの会話力」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)によると、コミュニケーションは「相手にどう伝わったか」がすべてなんだとか。間違っても「相手に伝えたこと」ではないということで、相手に「伝わったこと」が「伝えたこと」になってしまうというのです。

「こっちはそんなつもりで言ったんじゃない」と思っても、相手に間違ったように伝わってしまえば、それがすべてということ。つまり、キャッチボールを上手に行うには、「相手にどう伝わるか」という意識をどれだけ持てるかが重要なんだそうです。

■しっかり「キャッチ」する

 また、きょうこころのクリニック理事長である姜昌勲さんの著書「コミュニケーション回避系男女のための失敗しない会話入門」(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)によると、本当のキャッチボールのように、しっかりキャッチしなければ会話は成り立たないのだとか。

 会話では、キャッチが「インプット」、投げるが「アウトプット」で、この割合は「3:7」がよく、実は会話においてアウトプットはそれほど重要ではないそう。「聴き上手はコミュニケーション上手」といわれますが、まさにその通り。まずは、キャッチをしっかりと多めにするようにして会話にのぞむと、うまくいくそうですよ。

 会話のキャッチボールが苦手と感じる人は、ぜひこれらのコツを意識しながら会話力を磨き、人間関係を向上させましょう。

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