岩崎宏美 楽屋で和田アキ子に教えられたこととは? (1/2ページ)

アサ芸プラス

岩崎宏美 楽屋で和田アキ子に教えられたこととは?

テリー 改めて45年前を思い返すと、あの頃ってどんな気持ちだったの?

岩崎 高校2年生で初めてのレコーディングを体験した時は、ヘッドホンから聴こえてくる音楽が心地よくて心地よくて。お風呂で歌ってるみたいな声が、そのまま楽器とともに入ってくるわけじゃないですか。生の楽器の音の美しさとか、録音技術の高さとか、やっぱりプロの世界ってすごいなと思いました。

テリー それ、16歳ぐらいで感じるってすごいよね。普通は「うまく歌えるかしら」とか「ヒットするかしら」とか「今日の私、可愛いかな」とか、そっち側に意識が行くような気がするんだけど。

岩崎 そうなんですかね。アイドル的な売られ方をしてなかったからかな。

テリー もともと音楽はやってたの?

岩崎 合唱団にいました。

テリー あ、やっぱり基礎があったんだ。歌うまいもんなぁ。で、デビューしてドーンと行ったでしょ。

岩崎 2曲目の「ロマンス」ですね。デビューして3カ月後です。

テリー それは普通の(江東区)深川のお嬢さんとしては、どうだったの?

岩崎 高校から堀越学園に行くようになったんですけど、1年の時は誰も私のこと知らないから、電車で寝てても起こしてくれないんですよ。でも、2年生からは「(降車駅の)中野ですよ」って起こしてくれるようになって。それだけ顔を知られるようになったんだなとは思いましたね。

テリー あんな人気だったのに、電車で通ってたんだ。

岩崎 そうですよ、東京出身ですから。で、中野駅を出たところに大きいパチンコ屋さんがあって、いつも「ロマンス」がかかっていて。

「岩崎宏美 楽屋で和田アキ子に教えられたこととは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、岩崎宏美桜田淳子和田アキ子歌手テリー伊藤エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る