「移住希望地ランキング」と地域別コロナ感染率に相関性はあるのか? (1/3ページ)

Asagei Biz

写真はイメージです
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 昨年8月以降、人口減少が続いている東京都。企業のテレワーク化に伴い、首都圏を離れた人が増加した影響だと見られているが、移住先にも人気のエリアがあるようだ。

 地方移住の支援などを行う認定NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京・有楽町)が3月に発表した『2020年の移住相談の傾向、移住希望地ランキング』によると、窓口相談に訪れた人の希望移住先のベスト5は、静岡、長野、山梨、福岡、宮城。同センター主催のセミナー参加者の希望先が和歌山、広島、佐賀、静岡、長野だった。

 昨年は首都圏が新型コロナのホットスポットになったことから、安心・安全な地方に移り住もうとする人も多かっただろう。だが、移住希望地ランキングと地域の感染状況に相関性はなさそうだ。各都道府県における累計感染者数を人口で割った”感染率”を算出してみると、移住先人気の高い先の8県は"感染率の低い都道府県"の上位15位にも入っていない。

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