いしのようこ『だいじょうぶだぁ』を支えた女優は志村けんのどんな球種も受け返した【志村けんとコメディエンヌの系譜】 (1/2ページ)

日刊大衆

志村けん
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 みんな大好き志村けん氏。今回、本誌では「女性」という観点から氏を検証。といっても、下衆雑誌と一線を画す我々、スキャンダルな下半身ネタには目もくれず、「ネタにおける女性の役割」にのみ着目。そこから見えてきたものとは? 女性タレントは志村コントにおいてどんな存在だったのか?

ドリフ大爆笑』の泥棒コントに初主演した際、志村から「最後にようこちゃんのアップになるから何か言って」とアドリブを要求されたことがトラウマになっていたいしの。一方で、志村は初めて会った時に些細なことでもケラケラ笑ういしのに「いいな」と感じたという。

 その後、志村から「『だいじょうぶだぁ』を立ち上げるから参加してくれないか?」と誘われると、いしのは辞退する。それでも志村は「3カ月でいいから勉強だと思ってやらないか?」と説得し、「絶対オチを持ってこない」という条件で出演を決めた。

 しかし、3カ月経っても出演は続き、いしののアドリブの反応がいいと志村から「次は?」と求められるようになる。その積み重ねで「偶然」が「実力」に変わり、志村が投げるどんな球種も受けられるようになった。

 妻役のいしのが翌朝5時に起きるため早く寝たい志村に「ご、ご、ご、5時!?」と言いながらちょっかいを出す「5時の夫婦」は、いしのから提案したコントなのだ。

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