「韓流ドラマ」流布したら死刑! 学生1万人が自首した”韓流取締法”とは? (1/3ページ)
北朝鮮が反社会主義思想文化の流入、流布を防ぐ、として国会にあたる最高人民会議で「反動思想文化排撃法」を採択したのは昨年12月のこと。韓国の映像物を流入・流布した場合、最高で死刑、視聴しただけでも最高懲役15年という刑罰が下されることになった。
そんななか、昨年末に北朝鮮の一都市で、なんと1万人にも及ぶ学生が違法動画視聴の事実を認め、警察当局に自首した。4月29日の韓国紙「国民日報」(電子版)が伝えた。
北朝鮮の情勢に詳しいジャーナリストが語る。
「この法律は、通称『韓流取締法』と言われ、禁止項目に該当するのは(1)韓国の文化コンテンツの視聴、流布 (2)淫乱物(アダルトビデオ)の製作、流布 (3)登録されていないテレビ、ラジオ、パソコンなどの電気機器の使用 (4)閲覧が禁止された映画、録画編集物などの視聴、保管などの4つ。