「誰もサインを欲しがらない…」正代のネガティブ思考/4大関サバイバル(3) (1/3ページ)

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「誰もサインを欲しがらない…」正代のネガティブ思考/4大関サバイバル(3)
「誰もサインを欲しがらない…」正代のネガティブ思考/4大関サバイバル(3)

 2年前の夏場所で平幕優勝を果たし、主役となった朝乃山(27)。身長187センチの体軀を生かしたスケールの大きい相撲に、稀勢の里(現・荒磯親方)以来の日本人横綱誕生を夢想させてくれた。大関在位6場所目にして、それも昔の話になった今では「はーちゃん(バカ)」と陰口を叩かれる始末だという。

「愚直な右四つの一本槍から脱せずにいるためでしょう。同じ型でも突き出して組んだり、相手の裏をかいて組むなど、やりようはあるのに、バリエーションに乏しい。工夫がないから同じ右四つでパワーに劣る照ノ富士に5戦5敗なんです。すでに能力は頭打ちかもしれません」(大見氏)

 本人だけの問題ではない。所属する部屋にも罪があるようで、

「高砂部屋は空中分解しています。きっかけは、昨年11月に定年を迎えた7代目高砂親方(元大関・朝潮)の後継に当時の錦島親方(元関脇・朝赤龍)が指名されたこと。部屋のナンバー2だった若松親方(元前頭・朝乃若)に継承予定だったが、寸前でひっくり返ってしまった。どうやら、継承のために提示された金を用意できなかったみたいです。後輩に部屋を譲ることになった若松親方の面子は丸つぶれ。

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