占い師も詐欺師も使う? 相手の「過去」を当てる3つの手法とは (2/4ページ)

Asagei Biz

そのため、占い番組はそれほどの労力もなく作ることが可能です。また、テレビはあくまでもエンターテインメントですから、ある程度の〝仕込み〟が行われるのは当たり前の話。芸能人だけでなく、一般人を占う際にも、なんらかの演出が施されている可能性は十分あるでしょう。しかし、かつてのオウム真理教の事件、また近年はヤラセやエセ科学を嫌う視聴者が増えたこともあり、テレビはスピリチュアル系のテーマの取り扱いに注意を払うようになりました。日本民間放送連盟の放送基準(第8章表現上の配慮54条)でも、占いなどは断定したり視聴者に無理に信じさせたりしないように注意すると定めています」

 もっとも、事前リサーチや仕込みなどがなくとも、テクニックさえあれば初対面の人物の過去を当てることも不可能ではない。スピリチュアル商法に詳しいジャーナリストは、よく使われる手法は大きく3つあるという。

 1つ目はコールド・リーディングだ。

コールド・リーディングとは、表情や仕草を観察したり、会話を交わしたりすることで、相手の情報を読み取って言い当て、『私はあなたのことをよく知っている』と信じ込ませる手法。

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