占い師も詐欺師も使う? 相手の「過去」を当てる3つの手法とは (3/4ページ)

Asagei Biz

たとえば、会話の話題がアチコチ飛びやすく、相手の事情も考えずに早口で一方的に喋ってしまう人がいたとします。その人に対して自称占い師が、『あなたはせっかちな性格で、過去に人間関係で失敗したことがありますね』と言えば、当たる可能性も高いというわけです」

 2つ目はバーナム効果の働きを利用したテクニック。

バーナム効果とは、誰にでも該当するような一般的なことを言われただけにもかかわらず、自分だけに該当することと錯覚してしまう心理。たとえば、『一見ポジティブに見えるあなたですが、最近悩み事がありますね』などと言われた場合、それを自分だけに該当する悩みだと錯覚してしまうことです。しかし、悩みのない人などいるはずもなく、当たり前のことを言っているにすぎません」

 3つ目は確証バイアスの働きを利用したテクニックだ。

確証バイアスとは、無意識に偏った情報ばかりを集めてしまう心理。たとえば『昨年は悪いことが重なる年でしたね』と言われれば、無意識に悪かった記憶ばかりを思い浮かべてしまうものです。

「占い師も詐欺師も使う? 相手の「過去」を当てる3つの手法とは」のページです。デイリーニュースオンラインは、血液型診断確証バイアスバーナム効果コールド・リーディング突然ですが占ってもいいですか?社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る