すべてのYouTube動画に広告が!? 新利用規約が物議「しばらくはストレス」
動画投稿サイトの頂点に君臨する『YouTube』。しかし、6月1日より〝広告に関する仕様変更〟の可能性が浮上し、その内容にネット上で賛否の声が続出している。
今回発表された利用規約は、アメリカでは2020年11月に更新されているもの。変更の概要は「顔認識の制限」「収益化に関する YouTubeの権利」「ロイヤリティの支払いと源泉徴収」の3つが挙げられている。
その収益化の項目には、「YouTubeは、プラットフォーム上のすべてのコンテンツを収益化する権利を有しており、YouTubeパートナープログラムに参加していないチャンネルの動画にも広告が表示される場合があります」という内容が記されていた。
収益化目的ではないユーチューバーがピンチ?今まではYouTubeの収益が上がるように、広告のついている動画が優遇され、検索欄でも収益化されているチャンネルが上位に表示されやすい仕様になっていた。しかし、今回の規約変更によって全ての動画に広告が付くことになれば、全チャンネルが〝平等〟に視聴者の目に触れる可能性も。
視聴者からすれば、今回の規約変更にメリットはないとも言える。そのため、
《乗り越えれるのかな。しばらくはストレスになりそう》
《趣味で上げてる5分位の動画が好きなんだが、広告ついたら見んわ》
《広告無しでほんまに趣味で上げてる人が1番かわいそうだな》
《収益化できるけど広告つけたくない人知ってるけど、そういうスタイルの人はかわいそう》
《そうやって視聴者が離れていくんやろな》
《無料で視聴させてもらってるとはいえ、ちょいとやりすぎでは? そうでなくも訳わからん広告多すぎなのに…》
などと批判的な声も続出していた。
とはいえYouTubeには、広告の再生を無くす画期的なサブスクリプション『YouTube Premium』も存在している。もしかするとYouTubeは平等を謳っているようにみせ、サブスクへの加入を促しているのかもしれない。
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