松たか子主演「大豆田とわ子」、良質なのに視聴率で惨敗した理由

アサジョ

松たか子主演「大豆田とわ子」、良質なのに視聴率で惨敗した理由

 松たか子主演のドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(フジテレビ系)の最終回が6月15日に放送され、平均視聴率は5.7%、全話の平均は6.1%だった。

 脚本は、本作と同じ松主演の「カルテット」(TBS系)や広瀬すず主演の「anone」(日本テレビ系)などで知られる坂元裕二氏によるオリジナル。

 物語は、建設会社社長・大豆田とわ子(松)には、3回の離婚歴がある。1番目の夫は田中八作(松田龍平)。2番目・佐藤鹿太郎(角田晃広)、3番目・中村慎森(岡田将生)。この3人、何かと理由を付けては、とわ子に関わろうとするのだが‥‥。

 視聴者の感想としては「離婚した後もわちゃわちゃできる関係性ってなんか素敵」「全体的に軽いタッチの会話劇ですが、深い内容が隠れていて。大人が見られる良質なドラマ」など支持する向きもあったが‥‥。

「坂元氏のドラマは、主要人物の会話が『素敵な言葉にあふれている』との観点からコアなファンはいるのですが、なぜか視聴率に結びつかない。それは、内容が難解過ぎると感じている視聴者が多いからだろうと思います。演者の力量は文句の付けようがないほど素晴らしいのですが、残念ながら視聴率は伸びませんでした。しかし、坂元氏脚本のドラマは、『カルテット』(TBS系)、『anone』(日本テレビ系)など、数字には結び付かなくても視聴者の満足度が高い作品が多く、今回の『大豆田とわ子~』も、そんな作品と言えるでしょう」(ドラマウオッチャー)

 次に坂元氏がどんな脚本を書くのか、楽しみだ。

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