巨人・原監督も手を出せない菅野の「越権行為」/プロ野球 交流戦後の地殻変動(1) (1/2ページ)

Asagei Biz

巨人・原監督も手を出せない菅野の「越権行為」/プロ野球 交流戦後の地殻変動(1)
巨人・原監督も手を出せない菅野の「越権行為」/プロ野球 交流戦後の地殻変動(1)

 12年ぶりのセの勝ち越しや11年ぶりオリックスの優勝など、例年とは様変わりしたセ・パ交流戦は、今後のペナントレースに変化をもたらしそうだ。冷や飯を食らわされた常勝軍団のそこかしこに暗い影がチラつき始めた。決して見過ごすワケにはいかない、アンタッチャブルな内情を一挙大放出しよう。

 交流戦はセ・リーグBクラスのDeNAと中日がそれぞれ3位、4位と大躍進。それでも長く球界に定着した「パ高セ低」の常識が覆らないのは、球界の盟主・巨人が3年ぶりに負け越し、あまりにもピリッとしないからだろう。中でもエース・菅野智之(31)は、開幕から続くコンディション不良から抜け出せずにいる。

「右ヒジの不調は、原辰徳監督(62)が肝いりで入閣させた桑田真澄投手チーフコーチ補佐(53)が取り組ませ、シーズン前から習得に励んで持ち球にした〝桑田カーブ〟の弊害と言われます」(巨人番記者)

 右ヒジ違和感から復帰した6月6日の日本ハム戦こそ5回2失点でやり過ごしたが、交流戦勝ち越しをかけた13日のロッテ戦では2回3分の2で4失点KO。16日には、再調整のために出場選手登録を抹消された。先の巨人番記者がこう指摘する。

「初回から2者連続で四球を出して失点する散々な立ち上がりに加えて、直球は140キロ前半をさまよう体たらく。どうやら、右ヒジの違和感が治らないうちに投げさせてしまったようです。当初は一度ファームで試運転して、万全を期した状態で13日に登板させる計画でした。それをチームの投壊に業を煮やした原監督が待てずに、1週間早めてしまったんです」

 その結果、交流戦明けの阪神との首位攻防戦をエース不在で戦うハメに‥‥。

 しかも、この拙速な復帰劇を飲む代わりに、エースは監督に交換条件を突きつけていたというのだ。事情を知る球界関係者が内幕を明かす。

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