有望若手を”便利屋”起用!? 広島・佐々岡監督の腹づもりは… (1/2ページ)

Asagei Biz

有望若手を”便利屋”起用!? 広島・佐々岡監督の腹づもりは…
有望若手を”便利屋”起用!? 広島・佐々岡監督の腹づもりは…

 若手の育成は難しいということか…。本拠地・マツダスタジアムで迎えた中日との3連戦(6月25日~)は1勝1敗1分け。「よく五分に持ち込めた」というのが、ネット裏の解説者、スコアラーたちの感想だ。鈴木誠也がワクチン接種の副反応で、スタメンに復帰できたのが第2戦。しかし、打線はつながらなかった。

「PCR検査の陽性反応者、濃厚接触者が出てベストメンバーを組めない時期もあり、今度は副反応です。主力メンバーが戻りつつありますが、チームの機運が高まりません」(ベテラン記者)

 鈴木不在となった22日、佐々岡真司監督は高卒3年目の林晃汰を4番に抜てきした。6月の月間打率は3割6分(27日終了時点)。将来のチームを背負って立つ若手の一人だが、「もう一人の若手」はチーム事情にかき回されているようだ。林の次の5番を任された坂倉将吾である。

 林が4番に抜てきされた日は捕手でスタメン出場しているが、26日以降は一塁手で起用された。登録は捕手だが、外野、三塁などの守備につくこともある。いわゆる便利屋というヤツではない。打撃力を買われての起用であり、確かにそこそこの打率は残しているが、「このレベルで終わる選手ではない」というのが、周囲の評価だ。

「他選手のとの兼ね合いで守備位置が異なっています。本人は捕手一本で勝負したいようですが。守備位置が異なれば、緊張感も異なります。それが打撃面にも影響を与えているのではないか」(同前)

 若手の成長の遅延が低迷の一因かもしれない。

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