≠ME冨田菜々風、高いパフォーマンス力に秘めたアイドルとしてのポテンシャル (1/2ページ)

日刊大衆

※画像は「ME メジャー1stシングル「君はこの夏、恋をする」Type A」より
※画像は「ME メジャー1stシングル「君はこの夏、恋をする」Type A」より

なぜ彼女たちは「センター」に立ったのか⁉
アイドルセンター論
≠ME 冨田菜々風 後編

 これまでこの連載では様々なセンター経験者を見てきたが、意外にもボーカルとしての能力が評価されてセンターに選ばれたというケースは多くはない。つまりセンターには歌唱力が要素としてそれほど求められていないことを意味している。

 指原がプロデュースしている2つのアイドルグループ(=LOVEと≠ME)は総じて歌唱力を含めた高いパフォーマンスが求められている珍しいケースと言えるだろう。その中で≠MEの世界観を構築する重要なポジションに位置し、グループ随一のパフォーマンス力を誇っているのが冨田だ。

 冨田の歌声を初めて聴いたのは初のライブとなった『TOKYO IDOL FESTIVAL 2019』。初めてにも関わらずグループは完成度の高いパフォーマンスを披露し、中でも冨田の圧巻のソロは会場の空気を一気に変えてしまえるほどのポテンシャルを感じさせ、高いアイドル性を証明していた。

 2021年6月に開催された単独コンサート『≠ME 1stコンサート~初めまして、≠MEです。~』ではソロ曲『空白の花』のワンコーラスをアカペラで堂々と披露。初披露にも関わらず、一瞬で会場を静寂へと包み込むその佇まいは歌姫としての存在感を放っていた。

 ≠MEの楽曲は、『≠ME』『君と僕の歌』『秘密インシデント』など青春の切なさを感じさせる爽やかな王道アイドルソングが多い。そのような楽曲群と絶妙な相性を見せ、≠MEの世界観を作り上げているのが冨田の歌声だ。

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