7月6日放送の『ロンドンハーツ』（テレビ朝日系）で、お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダル（36）の立ち回りに称賛が集まっている。

　この日番組では「業界スタッフ116人に聞いた　たまにはホメてくれよGP」を放送した。番組には、お笑いコンビ・かまいたち、シソンヌの長谷川忍（42）、プラス・マイナスの岩橋良昌（42）、宮下草薙の草薙航基（29）、三四郎の小宮浩信（37）、ぺこぱのシュウペイ（33）、ダイアンの津田篤宏（45）、とにかく明るい安村（39）、ナダルが出演。出演者のことをよく知る業界スタッフ116名にアンケートを取り、出演者たちをとにかく褒めるという企画になっていた。

　番組ではホメられた数や度合いでランキングを作成したが、この日は下の方にランクインしてもとにかく褒められるという異例の企画。とはいえ、周囲の期待通りに最下位となったのは、やはりクズキャラで知られているナダルだった。

　ランキング発表前は、「僕もめっちゃやってるんですよ、挨拶とか。『お疲れさま』『長くなっちゃいましたね』とか」とアピール。しかし、最下位だと知ったナダルは「なんのための声掛けやねん」とブチ切れ。ゲスト出演していたタレントの藤田ニコル（23）から「自分の方が立場上だと思ってる？」と指摘されると、「スタッフより演者の方が上！」と吐き捨てていた。

　しかし、「収録中、口も悪いしそんな大した事もないのにいざオンエアを見てみると実はキーポイントになることをかなり言っている。結果的にナダルさんに助けられてることが多い」「お金が掛かった仕事は一生懸命」「クラブに行ったとき女の子にキスをねだるのが上手かった」といった悪口交じりの褒め言葉が読み上げられると、文句を言いつつも「よっしゃ！」と一応喜ぶ姿もあった。

　この日の放送に視聴者からは、「期待通りすぎる」「さすが！」「想像通りすぎてめちゃくちゃ笑った」という声が集まっていた。

「最下位でブチ切れてスタッフに悪態をつきつつも、褒められると喜ぶという単細胞っぷりにこの日の視聴者は大笑いした様子。クズ言動のせいで好感度の低いナダルですが、周囲の期待通りの反応をしているのも確か。その分かりやすさが人気を博しているようです」（芸能ライター）

　クズ芸人が求められているクズ芸人の姿を見せていた結果、人気芸人となったようだ。