コロナ禍における生徒募集は好調。一方で生徒募集「厳しい」学校、半数以上が教職員の離職も「問題視」。【株式会社ブレインアカデミー:私立中高 学校運営に関する調査】 (1/4ページ)

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株式会社ブレインアカデミーのプレスリリース画像
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​株式会社ブレインアカデミー(本社:東京都千代田区・代表取締役:今井 茂)は、私立学校(中・高)対象に学校運営に関するアンケート調査を実施した。質問項目は、学校経営(生徒募集・教員離職)・人事労務・募集広報・授業・進路についての計29問。昨年から続くコロナ禍においても、生徒募集が順調だと回答した学校が約半数。募集広報においては昨年に引き続き、対面・オンライン両方の形で説明会を実施する学校が多数を占め、また募集広報活動では各校さまざまな工夫を実施していることが分かる。生徒におけるICT機器の整備状況については、昨年の調査時に比べて「全生徒がPCやタブレットを保有している」と回答した学校が増え、ここ一年で急速に整備が進んだことがわかった。

■調査方法:    WEB回答フォームを利用した質問調査
■調査期間:    2021年5月26日~6月10日
■回答数:       79校


生徒の募集状況・教職員の離職状況について

生徒募集が「厳しい」と感じている学校は38%に留まっているが、その半数以上(53.3%)が、教職員の離職についても「問題視している」状況にあることがわかった。

生徒募集において、いわゆる「勝ち組」として生き残るためには、教育や募集広報活動と同じく、教職員に対する人事・労務問題等への対応も重要な改善要素となる可能性が伺えた。但し、生徒募集が離職を惹き起こすのか、離職の多さが生徒募集に影響を与えるかの因果関係については不明であるため、この点は、引き続き継続的な調査行い、明らかにしていく予定である。

生徒募集について、約50%の学校が「やや好調」「好調」と感じているが、「非常に厳しい」もしくは「厳しい」と感じている学校も38%あった。

教員の離職については「問題視していない」と回答した学校が57%であった。教職員の離職については、ベテラン教員の定年退職や精神疾患等による教員の離職率等が文部科学省の統計調査(学校教員統計調査)において問題視されることも多い。

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