『音楽の日』画面酔い? グラミー賞バンドのパフォーマンスに「直視できない」
7月17日に放送された大型特番『音楽の日』(TBS系)に、イギリスのロックバンド『Coldplay』が登場。グラミー賞を7度受賞している大物バンドの出演に歓声が沸き起こっていたが、心から楽しめなかった人も多いようだ。
午後2時から8時間にわたって生放送された「音楽の日」。「Coldplay」は、序盤の午後3時半前に登場した。ボーカルのクリス・マーティンは「こんにちは、ハロー」「今日音楽を通じて皆と交流し、手を握りあえることを願っています」と意気込みを語った。
#音楽の日
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このあと #グラミー賞 アーティスト#Coldplay が登場????#みんなを笑顔にするWa#中居正広#安住紳一郎#TBS pic.twitter.com/86vZ9CoAD1
— 音楽の日 (@TBS_awards) July 17, 2021
そして「Coldplay」は今年リリースされた新曲『Higher Power』を披露。最初は引きの映像から各メンバーにフォーカスするカメラワークだったのだが、サビあたりから映像が一変する。
ドローンや最新技術を駆使した撮影方法だったようで、足元からの煽り撮影や、会場全体を上から見下ろしてグルグルとカメラが回転する演出が多発。視点を定めようとしてもジェットコースターに乗っているような感覚に襲われ、歌に集中できない時間が続く。また、会場自体もCGのようで、奥行きがなくて妙にリアリティーのある映像が視聴者の〝酔い〟を助長させてしまっていた。
『Coldplay』を直視できないジレンマ…世界的アーティストの出演ということで、テレビの前にはリアルタイム視聴にこだわったファンも少なくなかった模様。しかし予想以上のぐるぐるカメラワークにダウンしてしまった人も多く、
《音楽の日のColdplay、とっても楽しみにしてたんだけどグルグルすぎるカメラワーク酔う…》
《Coldplayのかっこよさ半端ないんだが、映像に酔ってしまう》
《ドローン撮影がぐるぐるすぎて、三半規管めちゃ弱民は即ギブでした…》
《Coldplayのカメラワーク素直にすごい! こんなに早い映像なのにぶれてないし鮮明。だけどこれだけ早いと絶対酔う人いるよね?》
《Coldplayの映像、いろんな技術使って演出してるの面白いけど、ドローンのカメラワークが動きすぎて酔うwww》
《音楽の日に出てるColdplay、録画で見てたらカメラワークがはしゃぎすぎてて笑った。あれは直視できない》
といった感想がSNSに溢れかえっていた。
「『Coldplay』の撮影には、他にも最先端の技術が使われていました。パフォーマンスの後半では、『Coldplay』の周りを囲むバーチャルダンサーたちが登場。バーチャルダンサーたちは黄色や紫などの発光する衣装に身を包んでおり、画面上では華やかな雰囲気に包まれていました。しかし『Coldplay』のメンバーたちと同じ画面に映っていることで、〝画面酔い〟を加速させてしまったようです」(音楽ライター)
斬新でワクワクする映像だったのは間違いないが、視聴者にとっては情報量が多すぎて逆効果だったかもしれない…。