怖いのはコロナだけじゃない!猛暑で熱中症で死なないための「正しい対策」

日刊大衆

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 夏本番、猛暑による熱中症に警戒したいところだが、今年は、いつもと事情が異なるという。

「熱中症は発熱、だるさ、頭痛で始まるため、新型コロナの症状と似通っているんです。特に、現在蔓延しているデルタ株は、これまで特徴的だった咳や味覚・嗅覚の異常より、発熱や頭痛が代表的な症状と報告されています。そのため、熱中症か、コロナかを見分けるのが非常に困難なんです」(都内の医療従事者)

 しかも、症状は共通しているものの、対処の方法は異なるという。

「熱中症は緊急性が高く、水分補給しないと命に関わります。一方、コロナは気がつかないと感染を広げてしまうんです」(前同)

 産業医の下村洋一氏は、こう指摘する。

「たとえば、熱中症で喉の痛みが生じることはありませんので、そうした違いはあるんですが、専門家でないと、見分けることは難しいでしょうね」

 とはいえ、感染経路が不明であることが多いコロナと比べて、熱中症は予防可能。そこで、コロナや熱中症で死なないためにするべき対処法を探った。

 まず、コロナ禍で必須アイテムになったマスクだが、着用中は皮膚から熱が逃げにくくなり、熱中症を引き起こす契機になるという。

「この時期は、屋外で周囲2メートルに人がいないときはマスクを外すことも必要です」(前同)

 また、水分補給をこまめに行うことも重要だ。

「高齢者は特に、喉の渇きを感じにくく、脱水症状に陥りがちです。水より経口保水液がベター。節約を考えれば、少量の塩を入れた水を飲んでもOK」(同)

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