松井秀喜「WBCで日本球界復帰」の裏交渉(1)サプライズ演出に大物が暗躍 (1/3ページ)

Asagei Biz

松井秀喜「WBCで日本球界復帰」の裏交渉(1)サプライズ演出に大物が暗躍
松井秀喜「WBCで日本球界復帰」の裏交渉(1)サプライズ演出に大物が暗躍

 批判渦巻く東京五輪開会式で、唯一の見せ場は御年85歳のミスターが聖火ランナーとして登場した場面。大いに祝福ムードを盛り上げたが、寄り添うように最愛の弟子が伴走していた。この奇跡の2ショット実現の裏では、帰国が難しいと言われていた元スラッガーの日本球界復帰プランが着々と進んでいたのだ。

 スポーツジャーナリストの吉見健明氏が、涙ぐみながら賛辞の声を送る。

「長嶋さんの聖火ランナーは長年の悲願。それが実現したのを見た瞬間、胸が熱くなりました。96年のアトランタ五輪で、パーキンソン病に侵され震える手で聖火台に立ったボクシング元ヘビー級王者のモハメド・アリ氏の記憶が呼び起こされる演出で、心なしか世の中の五輪開催反対派の声も小さくなった気がします。今回の聖火ランナーをモチベーションに、苦しいリハビリ生活を送っていたのでしょう。長嶋さんほど五輪に思い入れのある人はいませんからね」

 東京五輪開会式で最大のサプライズだった。無観客の国立競技場のトラックに現れたのは、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(85)その人。傍らには、「ON時代」を築いたソフトバンクの王貞治球団会長(81)。

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