大袈裟?マドン監督が「大谷大絶賛」を辞めない理由 (1/3ページ)
日本時間8月23日のインディアンス戦後、エンゼルスのジョー・マドン監督が米TV放送局ESPNのインタビューに応じ、大谷翔平選手の活躍についてコメントした。
「一世代に一人の才能ではなく、何世代かに一人の才能だ。ベーブ・ルースから100年が経ち、再び翔平のような選手を見られるとしたら、今からまた100年後かもしれない」
同日は1番・指名打者で出場し、2打数1安打、今季19個目となる盗塁も決めている。二刀流で活躍する希少性を改めて訴えたわけだが、ここ最近の指揮官のコメントはちょっと大袈裟だ。
しかし、その大袈裟な称賛にはワケがあった。
「大谷はア・リーグMVPの有力候補として報じられることも多くなりました。そこに加えて、サイ・ヤング賞の候補者としても名前が伝えられるようになったんです。マドン監督は記者投票で決まる両タイトルを、なんとかして獲得させてやりたい、と」(米国人ライター)
そんなふうにマドン監督の胸中を推し量る声が多く聞かれた。