「メスを不妊化させる蚊」を大量放出!中国の"感染症対策"に懸念相次ぐ (1/2ページ)

Asagei Biz

「メスを不妊化させる蚊」を大量放出!中国の"感染症対策"に懸念相次ぐ
「メスを不妊化させる蚊」を大量放出!中国の"感染症対策"に懸念相次ぐ

 中国の研究所が、感染症対策として“メスの蚊”を不妊化させる細菌に人工的に感染させた“オスの蚊”を大量生産する試みが始まっていると「ANNニュース」が報じ、ネット上では“第2のコロナ”を心配する声が殺到している。

 蚊は年間100万人以上の命を奪うマラリアを媒介する主な感染源として知られ、他にも黄熱病やデング熱、ウエストナイル熱などの病気も媒介することから、世界的に蚊を減少させる取り組みが行われている。

 ANNによれば、「世界最大の蚊の工場」と呼ばれる中国・広東省の研究所で、「不妊を引き起こす細菌に感染した雄の蚊が一日あたり500万匹生産されている」といい、この蚊を使い広東省の島で実験をしたところ「デング熱などを媒介するヒトスジシマカをほぼ全滅させることに成功した」というのである。

 研究所の担当者は「この細菌に感染した蚊に刺されても人間が不妊になる可能性はない」と説明しているというが、ネット上では《他国が今回の手法をとらなかったのは、人間への影響、自然への影響を考えてなのでは。

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