2000本安打セレモニー辞退も!? 西武・栗山のマジメすぎる性格 (1/2ページ)
埼玉西武ライオンズ・栗山巧外野手が9月1日の千葉ロッテ戦で2安打を放ち、2000本安打まで「あと2本」と迫った。
「西武の生え抜き選手で、西武一筋で名球会入りするのは、栗山が初めてになります」(ベテラン記者)
興味深いのは、記録に挑戦する3日が栗山の誕生日だということ。過去53人が2000本安打を達成しているが、「誕生日に達成」となれば、プロ野球史上初。当然、西武球団も応援しているが、その“応援の仕方”が難しそうだ。
「栗山に達成してもらいたいのはもちろんですが、その後、どうすれはいいのか…。球団としては記念グッズやイベントも検討していますが、栗山は派手なことを嫌うマジメな性格なので」(球界関係者)
栗山がセレモニーを辞退した場合、西武球団には別の問題が発生する。今季限りでの現役引退を表明した松坂大輔投手の扱いだ。彼の実績、チーム貢献度からすれば、華やかなセレモニーを企画したいが、
「栗山のセレモニーがこぢんまりとしたものになったら、松坂だけ大々的に行うわけにはいきません」(同前)
と、懸念されているのだ。