中田翔「暴力移籍を美談に」を断罪する(3)最後まで面倒は見ない (1/2ページ)

Asagei Biz

中田翔「暴力移籍を美談に」を断罪する(3)最後まで面倒は見ない
中田翔「暴力移籍を美談に」を断罪する(3)最後まで面倒は見ない

 かつては松井秀喜(47)の大ファンでG党でもあったという、コラムニストの亀和田武氏は、

「素行が問題視された中田が巨人に入ったのは、実はピッタリじゃないか」

 としてこう皮肉る。

「『球界の紳士たれ』なんて文言は、もはや冗談にしか感じられません。原監督のコメントも耳ざわりはいいけど、どうも上滑りしているものばっかりで、心に響かない。私には菅義偉総理の答弁を聞いているのに近い感覚です。それに近年の巨人はとても品行方正な集団とは言えませんからね。野球賭博や闇カジノ問題、不貞スキャンダルだって多い。古くは桑田真澄(53)と清原和博(54)のドラフトでのイザコザもあったし、小久保裕紀(49)の無償トレードなんてのも。やっぱり松井が監督として戻る気配がないことでお察しできると言いますか。球団の体質が変わるか、コミッショナーや第三者委員会的な、球団とは別の規定で動く機関がこうした問題に対処しないと、また似たようなことが起きると思いますよ」

 説明責任を放棄した結果、両球団にはどんな影響が及んだのか。まずは日本ハムだが、

「問題アリとはいえ、曲がりなりにもチームリーダーがいなくなったのに、一部の選手にしか事情や経緯の説明がなされていないそうで、球団に不満を抱く選手が続出しています。また、中田はある種、恐怖政治でチームを引き締めていた部分もあったので、全体がいわゆる『ゆるフン』状態。弛緩した雰囲気が漂っていますね。

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