自民ドタバタ総裁選と「安倍・橋下」マル秘合体プラン(4)橋下氏を「憲法改正大臣」に (1/2ページ)

Asagei Biz

自民ドタバタ総裁選と「安倍・橋下」マル秘合体プラン(4)橋下氏を「憲法改正大臣」に
自民ドタバタ総裁選と「安倍・橋下」マル秘合体プラン(4)橋下氏を「憲法改正大臣」に

 この合体プランに、日本維新の会もやぶさかではなかった。8月22日に馬場伸幸幹事長(56)がBSテレ東の番組に出演した際、政策ごとの部分連合の可能性を問われ、

「ゼロとは言わない」

 と、与党合体に前向きであることを隠さなかった。懸念材料は、橋下氏の政界復帰への意欲だろう。

 19年1月にTBSのBS番組で「本当に腹が立ったら、その時にはどうかわからない」と答えれば、同年7月の選挙特番で出馬について、「2万%出ません」と否定。その時の政局が影響しているのか、心持ちはコロコロと様変わりしていた。最近はどちらに傾いているのか。

「橋下氏はテレビのレギュラー番組を多数抱えているので、衆院選に乗り気な様子は見せていません。ただ、安倍氏は相当プッシュしていて、半年ぐらい前から橋下氏の耳に届くように、政治家としての手腕や感謝の気持ちを色々なところで語っています。橋下氏が重い腰を上げなければ、憲法改正で口説こうとしている」(政治部記者)

 かねてから憲法改正の必要性で意気投合している2人は、悲願に向けて並々ならぬ大望を抱いている。

「菅総理があまり憲法改正にやる気を見せていないことに、安倍氏が周囲に不満を漏らすこともありました。橋下氏が政界復帰となれば、憲法改正に特化した大臣を新設し、ポストを用意するともっぱらです」(政治部記者)

 これで橋下氏が電撃復帰となれば、安倍氏の次なる秘策は立候補する選挙区だ。すでに野党の大物に刺客を送り込む謀略を立てているという。

「狙っているのは立憲民主党の枝野幸男代表(57)の埼玉5区。比例の重複立候補なしのタイマン勝負に持ち込みたいのが本音。

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