NHKと日本郵便が「受信料未納者」に仕掛ける!?〝宛名なし郵便〟とは? (2/3ページ)

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そんな中で「驚きの奇策」とされるのが、日本郵便が6月からスタートした「特別あて所配達郵便」を利用した、〝ポスティングもどき〟の戦略なのだという。

「『特別あて所配達郵便』というのは、住所を書くだけで郵便物を届けてくれる、通称『宛名なし郵便』と呼ばれるもの。NHK受信料を世帯ごとに徴収しているため、極端な話、受取人が誰であれ請求書が届けばいいわけです。ところが、郵便の場合は宛名を書かなければ利用できず、そこがネックだった。その点、特別あて所配達なら宛名がなくても郵便は届く。後はそれをしつこく繰り返せば、下手な鉄砲も数打ちゃ…の理屈で徴収できる可能性がある。日本郵便がサービスを発表すると、武田良太総務相が後押しし、すぐさまNHKが乗っかるという構図からも、NHK受信料徴収のための試みだと見られています」(前出・ジャーナリスト)

 とはいえ、このサービスを利用するには、1通あたり200円の特別料金がかかる。つまり、84円の封書なら284円、はがきの場合は263円と割高になるため、当然、個人で利用するはずもなく、大手企業も手を出しづらいため、やはり「現在は、NHKが独占している状態だと思われる」(前出・ジャーナリスト)とか。

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